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【ロンドン市場】ポンド相場、CPIとメイ首相報道で乱高下

 19日のロンドン市場は、ポンド相場が乱高下している。リスク選好ムードや英CPIの上振れで買われたあと、メイ英首相がEU側の提案を拒否との一部報道が伝わると急反落している。総じて円売りが優勢だったが、ユーロ円はポンド円に連れて序盤の上昇を消している。ドル円は112円台前半での揉み合い。豪ドル円は比較的堅調さを維持している。

 ドル円は112円台前半での取引。112.30-40レベルでの揉み合いが続いている。その中で、ポンド円が急伸する動きにつれて112.45レベルまで本日高値を伸ばした。ただ、112円半ばには売り注文が控えているもよう。大きな上抜けには至っていない。ポンドの急反落でも112.30台はサポートされている。

 ユーロドルは1.16台後半での取引。ロンドン序盤には東京市場午後の流れを受けて堅調な動き。一時1.1715レベルまで買われた。しかし、その後は失速して1.17台割れ。1.1670近辺とロンドン序盤の上昇を解消している。ユーロ円も上に往って来い。序盤に131.68レベルまで買われたあとは131.10台まで反落。上げを帳消しにした。欧州株高などリスク選好ムードも英EU離脱交渉の難航が水を差した格好。

 ポンドドルは1.31台前半での取引。この日は強い英物価指標とEU離脱関連の報道で乱高下。リスク選好ムードで取引を開始するなかで発表された8月の英消費者物価指数は前年比+2.7%と事前予想+2.4%を大幅に上回った。今年2月以来の高い伸びとなった。ポンドドルは1.3215レベルまで上昇。その後は小緩むなかで、英タイムズ紙が、メイ英首相がバルニエEU交渉官の提案を拒否、と報じたことにポンド売りが殺到。一時1.3099レベルまで急落した。ポンド円も序盤に148円台乗せから148.54レベルまで買われたが、その後は報道を受けて147.21レベルまで急反落した。

 そのなかで豪ドルは比較的堅調。ロンドン昼にかけて高値を伸ばしており、英報道後の下げも限定的。豪ドル/ドルは0.72台半ば、豪ドル円は81円台前半で取引されている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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