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【ロンドン市場】米中が互いに関税発動発表、ひとまず円高一服

 18日のロンドン市場は、神経質に振幅も円売りが優勢。東京朝方の米国の対中国追加関税第3弾2000億ドルの発動の発表に続いて、ロンドン朝方には中国が報復措置を発動すると発表した。ロンドン早朝に円売り・ドル売りが強まった後、中国の発表を受けて円高方向に押し戻されたが、その後はロンドン中盤にかけて再び円安の動きが優勢になっている。欧州株は小高く推移しており、リスク警戒感は一服。NY原油先物がサウジの発言を受けて急伸しており、資源株高となっていることもリスク動向には好材料となったようだ。米国の発動については、当初の関税率を10%にとどめるとしており、米経済へのショックは軽微との見方もあった。

 ドル円は112円近辺での取引。日経平均が300円超高で大引けを迎えたあと、前日高値を上抜いて一気に112.28レベルまで買われる場面があった。クロス円とともに円売りが強まった。しかし、中国の対抗措置の発表を受けて再び112円割れへと反落。神経質な上下動を示した。欧州株はおおむね堅調に推移し、米債利回りも上昇。ロンドン中盤にはドル円は再び112円台を回復する動きとなっている。

 ユーロドルは1.16台後半での取引。ロンドン早朝に1.1718レベルまで高値を伸ばしたあとは、1.1670台へと反落。その後は1.1670-90のレンジ内で揉み合っている。ユーロ円が値動きを主導しており、ドル円とともに131円近辺から131.48レベルまで急伸したあとに、知中国の対抗措置発表を受けて130.70近辺まで急反落。その後は一時131円を回復するなど、値動きは落ち着いた。イタリアではトリア財務相とディマイオ副首相との摩擦が報じられていたが、イタリア株が小安い程度で、ユーロ相場への影響は特段みられなかった。

 ポンドドルは1.31台前半での取引。ユーロドルと比較するとやや上値が重い。ロンドン早朝に1.3171レベルの高値を付けたが、すぐに売りに押されて1.3119レベルと本日安値を更新。ポンド円は147.83レベルの高値をつけたあとは146.78レベルの安値をつけ、その後の戻りは147円台前半にとどまっている。英各紙が、ブレグジット後はEU市民の英国への特別待遇は無しとなる見込みと報じた。ユーロポンドは0.88台後半から一時0.89台に乗せる場面があった。

 サウジアラビアが、北海ブレンド原油価格は80ドル以上が望ましい、との認識を示した。これを受けて原油先物が1ドル超の急伸となっている。カナダ円は85円台後半から86円台に乗せる反応をみせていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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