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【ロンドン市場】トルコ中銀は政策金利24%に大幅引き上げ、円安に波及

 13日のロンドン市場は、円売りが優勢。この日の注目イベントは英中銀、ECB、トルコ中銀の政策金利発表。英中銀とECBは大方の予想通り政策金利の据え置きを決定した。市場にインパクトを与えたのがトルコ中銀の利上げ決定だった。発表前にエルドアン大統領が「この高い金利を引き下げる必要がある」と発言したことでトルコリラが急落する場面があった。しかし、トルコ中銀は政策金利を17.75%から一気に24%に引き上げだ。市場ではトルコリラ買いが殺到。発表後にリラ円の急騰がその他主要通貨にも円売り圧力へと広がった。

 ドル円は111円台半ばでの取引。111.40-50レベルでの揉み合いが続くなかで、英中銀とトルコ中銀の金融政策発表を迎えた。トルコリラ円が急伸する動きに111.60レベルまで本日高値を広げた。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。ロンドン序盤はややドル買いに押されて1.1609レベルまで軟化。その後はユーロ円の上昇とともに1.1630近辺へと反発している。ユーロ円は129.50近辺での揉み合いを経て、トルコ中銀発表後には129.82レベルまで高値を伸ばした。ECB理事会では、政策金利の据え置きを大方の予想通り発表している。ガイダンスについても、今年12月のQEの終了を見込む、少なくとも2019年夏の終わりまで政策金利を据え置く、と繰り返した。ユーロ相場は反応薄。ドラギ会見待ちに。

 ポンドドルは1.30台半ばでの取引。ロンドン序盤は、ユーロドルとは逆にじり高の動き。英中銀は9対0で政策金利と資産買い入れ枠の据え置きを決定した。第3四半期成長見通しを引き上げる一方で、来年のCPIはエネルギー価格の抑制で低下するとした。発表後にポンドドルは1.3070レベルまで上昇。ポンド円は145円台前半でじり高となっていたが、145.79レベルまで高値を伸ばした。カーニー英中銀総裁のMPC後の会見は予定されていないが、この日開催される合意なき離脱に関する閣議で英中銀の対応についてプレゼンテーションを行うもよう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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