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【ロンドン市場】ポンドが一時急反落、円安の動きは続かず

 11日のロンドン市場は、円売りが先行も、ポンドの急落や欧州株安を受けて円買いに転じている。ポンド売りの目立った材料はみられなかったが、フロー主導でポンドドルやポンド円が約100ポイントの大幅安となる場面があった。序盤に高値を伸ばしていたドル円、クロス円は円高へと方向転換。ユーロ円や豪ドル円は東京市場からの上昇をほぼ解消した。ドル相場もドル安先行からドル買いへと方向が目まぐるしく変化している。

 ドル円は111円台前半での取引。東京市場で買われた流れを受けてロンドン序盤には高値を111.57レベルまで伸ばした。しかし、欧州株や米株先物が軟調に推移、ポンド安の動きにつれて111.30台まで反落した。その後は111円台後半が重くなっている。

 ユーロドルは1.15台後半での取引。ユーロ相場は神経質な上下動となっている。ユーロドルは買いが先行し、1.16ちょうど近辺から一時1.1644レベルまで高値を伸ばした。しかし、ポンドの急反落をきっかけに欧州株が下落、ユーロドルも1.16割れ水準へと反落している。ユーロ円も同様の動きで129.25近辺から129.83レベルまで買われたあと、再び129円ちょうど近辺へと反落。この日発表された9月の独ZEW景況感指数は-10.6と事前予想-13.0および前回の-13.7から改善したが、ユーロ買いの反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.30台前半での取引。序盤にはユーロドルとともに買われ、1.3087レベルの高値をつけた。やや小緩んだところに発表された英ILO雇用統計で、賃金の伸びが予想を上回り、再び上値をトライしたが伸びきれず。その後、ポンド売りの取引が持ち込まれると一気に1.30台を割り込み、1.2990レベルまで急落した。その後は1.30台前半に戻したが上値は重い。ポンド円も145.92レベルの高値をつけたあと、144.69レベルまで急反落。その後は145円台前半での推移。欧州監督当局(ESAS)は、金融機関はハード・ブレグジットへの備えをスピードアップする必要、とリスク報告で指摘していた。ハモンド英財務相は、カーニー英中銀総裁は2020年1月末まで任期を延長すると発表した。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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