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【ロンドン市場】方向感欠ける揉み合い、ポンドは買い圧力残る

 6日のロンドン市場は、全般的に方向感に欠ける揉み合いとなっている。米国が対中追加関税を発動するかどうかが注目されるなかで、様子見ムードになっている。欧州株は前日終値を挟んでプラス・マイナスを行き交っている。米10年債利回りはやや低下しているが値動きは限定的。原油先物は下落一服となっている。為替市場でも東京市場のレンジをたどる動きにとどまっている。そのなかでややポンド相場は買いが優勢。ただ、前日の大幅な動きからは落ち着いている。

 ドル円は111円台前半での取引。東京市場で111.17レベルまで下押しされたあとは、111.40台まで買い戻された。ロンドン序盤は再び上値が重くなったが、111.20台までと小動き。欧州株の方向性がはっきりせず、米債利回りの低下も限定的。動きにくい状況になっている。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。東京朝方に1.1659レベルまで買われが、その後は上値が重い。ロンドン序盤に1.1614近辺まで下押しされたが、その後は1.1640近辺まで再び上昇。レンジ揉み合いに落ち着いている。ユーロ円は129円台半ばを挟む取引。上値は129.60近辺が重く、下押しは129.30近辺まで。7月のドイツ製造業受注は予想を下回った。メルシュECB理事は講演で、インフレの安定確保が金融安定より優先すべきだとの認識を示した。

 ポンドドルは1.29台前半での取引。前日の大幅上昇の後を受けた値動きが注目された。朝方に1.2897レベルに下押しされたが、すぐに1.29台を回復。その後は1.2945レベルまでの上昇。前日の大幅上昇を比べると値動きは落ち着いたが、引き続き下値は堅い。ポンド円は朝方に143.57近辺まで下落したが、その後は144.13レベルまで上昇。足元では再び143円台後半での取引。独CSUが、EU交渉担当官にハード・ブレグジットを回避するよう要請と報じられており、前日からのEU離脱交渉の合意期待が温存されている。

 スウェーデンクローナが売られた。リクスバンク(中銀)は政策金利据え置きの発表とともに、利上げの時期を12月か来年2月に想定とした。これまで10月利上げを見込んでいたことから、利上げ時期の後ずれとして市場にクローナ売りが広がっている。ユーロ/クローナは10.54近辺から10.6087レベルまで上昇した。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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