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【ロンドン市場】週末控えドル売り先行も、リラ売り再燃でリスク回避ムードに

 17日のロンドン市場は、週末を控えて調整的なドル売りが先行した。しかし、トルコリラが急落すると市場の緊張感が高まり、リスク回避ムードが広がっている。序盤はトルコリラ相場が安定していることで欧州株が堅調に取引を開始した。ユーロドルやポンドドルが買われ、ドル円が小幅安とドル売りが先行する。しかし、突然トルコリラ相場が急落。対ドルや対円で約8%の大幅安となった。欧州株が下落に転じると、リスク回避圧力が広がり、ドル円、クロス円が下落。序盤のドル安も帳消しとなった。S&Pのトルコ格付け発表を控えてリラ相場が不安定になっている。ただ、ドイツとトルコの財務相の電話会議では、IMF支援については協議されなかった、としておりリラ安の勢いは一段落している。

 ドル円は110円台半ばでの取引。東京午後の110.80-90レベルでの揉み合いを下放れており、トルコリラの急落や欧州株の下落とともに一時110.45レベルまで下値を広げた。

 ユーロドルは1.13台後半での取引。上に往って来いとなっている。序盤はドル売りの動きが優勢となり、1.1419レベルまで高値を伸ばした。しかし、ユーロ円の下落とともに再び1.13台後半へと押し戻されている。1.14台乗せには引き続き売りが控えているもよう。ユーロ円は126.44レベルに高値を伸ばした後は、下落に転じている。126円割れから125.67レベルまで安値を広げた。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。序盤に1.2749レベルまで買われたが、前日高値には届かず。その後は売りに転じて1.2697レベルの安値を付けた。その後は1.27台前半へと下げ渋り。ポンド円は上値が重い展開。141円ちょうど近辺から売りが始動、安値を140.30近辺に広げている。対ユーロでも売りが優勢。目立った材料はでていないが、合意なきブレグジットのリスクがポンド買いをためらわせている模様。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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