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【ロンドン市場】ドル円、クロス円が軟調、リラ安一服もリスク警戒根強い

 15日のロンドン市場は、ドル円、クロス円がともに軟調。序盤はトルコリラ相場が反発し、欧州株も堅調に取引を開始。ドル円、クロス円は小高く推移した。トルコ中銀は外貨とリラのスワップ取引上限を半減する措置を発表した。リラ円は一時19円手前まで買われた。その後は18円挟みの水準に落ち着いた。ただ、トルコの裁判所は米国人牧師の解放を拒否、米国とトルコの関係は引き続き深刻化している。さらに、この日話題となった中国テンセントの決算発表で、第2四半期純利益が市場予想に届かず。欧州株は序盤の上げを消して、下げに転じた。米株先物も下げ幅を拡大。リスク動向の悪化を受けてドル円、クロス円が下押しの流れとなっている。

 ドル円は111円近辺での取引。序盤は111.20-30レベルを中心とした揉み合いが続いた。欧州株高で始まるも上値は111.40レベルが重かった。テンセント決算の悪化をきっかけに欧州株や米株先物が売られると、ドル円も110.98レベルに本日安値を更新。

 ユーロドルは1.13台前半での取引。序盤に1.1346レベルまで買われたが東京朝方に付けた高値1.1350レベルには届かなかった。その後はクロス円の軟化とともに1.1310近辺まで下押しされている。昨年6月28日以来の安値水準となった。ユーロ円は序盤に126.30台まで買われたが、その後は下落。NY序盤にかけて125.52レベルに安値を更新している。この日は目立った欧州経済指標発表はなく、もっぱらリスク動向をにらむ展開になっている。

 ポンドドルは1.27近辺での取引。序盤に1.2736レベルまで買われて高値を更新。その後は一時1.27台割れまでの振幅となっている。ドル高水準での取引が続いている。ポンド円は141円台での激しい上下動を経て、足元では140.90レベルまで下値を広げている。この日発表された7月の英消費者物価指数は前年比+2.5%と前回の+2.4%から小幅に上昇したが、小売物価指数は予想をやや下回るなどまちまち。ポンド相場は反応しにくい結果となっていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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