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【ロンドン市場】ドル買い優勢、ポンドドル下落がけん引

 6日のロンドン市場は、ドル買いの動きが優勢。東京市場ではドルがじり高の動きだったが、ロンドン序盤にはその動きに弾みがついた。ポンドドルの下落がドル買いの主役となっている。週末に英国際貿易相が合意なきブレグジットの確率は60%と英紙に語った。EU離脱交渉が遅々として進まないなかで、市場でも日に日に合意なきブレグジットのリスクが高まっているもよう。週明けのロンドン市場では目立った経済指標や金融当局者の発言イベントは見当たらず、その他主要通貨にもドル買いの動きが波及している。

 ドル円は111円台半ばでの取引。ロンドン序盤には欧州株の軟化を受けて111.20近辺まで下押しされたが、欧州通貨でのドル買いの動きや欧州株のプラス転換などを受けて111.48レベルに高値を伸ばしている。

 ユーロドルは1.15台前半での取引。ポンドドルの下落とともに下押しされている。1.1560近辺での揉み合いを下放れて一時1.1530レベルまで安値を広げた。今年5月29日には1.1510レベルの安値をつけたが、その水準に接近している。1.15の大台割れを意識させる水準となっている。ユーロ円は128円台後半での揉み合い。東京午後とロンドン朝方につけた128.76レベルを高値に、ロンドン序盤につけた128.51レベルを安値としたレンジ取引。6月の独製造業受注や7月のドイツ建設業PMIは予想を下回った。一方、8月のユーロ圏センティックス投資家信頼感は予想を上回った。ただ、いずれも注目度の低い指標で、ユーロ相場は反応薄だった。対ポンドでのユーロ買いが下落を抑制した面があった。

 ポンドドルは1.29台前半での取引。ロンドン朝方に1.30台乗せに失敗したあとは下落の流れが継続。直近安値を下回り1.2932レベルまで下落。昨年9月5日以来、11か月ぶりの安値水準となった。ポンド円は144円台後半での揉み合いを下放れると一時144.08レベルと、6月28日以来の安値水準をつけた。この日は特段の英経済指標は発表されていないが、ポンドドルの下落がドル買いの動きをけん引した。背景には、日に日に高まる合意なきブレグジットのリスクが意識されているもよう。EU報道官は、ブレグジットで合意するために建設的に作業している、と述べたが、ポンドの反発力は鈍い。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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