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【ロンドン市場】株高が円安圧力に、欧州政治情勢がひとまず落ち着き

 1日のロンドン市場は、欧州株高が円安の圧力となっている。イタリアではコンテ首相を軸とした連立政権が樹立しており、焦点となっていた財務相にはEU懐疑派だが離脱には言及していないトリア氏が指名されている。また、スペインではラホイ首相の不信任決議が可決、次の野党政権への段階に進んでいる。当面の不確定要素が決着したことで、きょうも欧州株は大幅高になっている。イタリア、スペイン株はともに2%超高。米10年債利回りは一時2.89%近辺に上昇。リスク選好の状況になっている。

 ドル円はじり高。東京市場で109円台に乗せた後、ロンドン市場でも大台を維持している。値動きは緩慢だが着実に下値を切り上げており、高値を109.31レベルまで伸ばしている。

 ユーロ相場が堅調。ユーロドルは1.16台後半から1.17ちょうど近辺で神経質な振幅がみられたが、スペイン議会でのラホイ首相不信任決議が可決したあとに1.1718レベルまで買われた。その後は1.17台前半での揉み合いになっている。ユーロ円は127.20近辺がサポートとされており、ユーロドルの上昇とともに高値を128.06レベルまで伸ばした。128円台での取引は、週明け5月28日以来。この日発表された5月ユーロ圏製造業PMI確報値は55.5と速報値から変わらず。

 ポンド相場も買いが優勢。序盤はユーロ高の追随する形だったが、この日発表された5月の英製造業PMIが54.4と事前予想53.5や前回4月53.9を上回ったことで上昇が加速した。対ユーロでの下落も解消している。ポンドドルは1.3260近辺から1.3329レベルまで上昇。ポンド円は144.60近辺から145.65近辺まで上昇。いずれも前日比一段高になっている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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