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【ロンドン市場】円高一服、ポンドは小売売上高好調で買われる

 24日のロンドン市場は、円高の動きが一服している。ドル円、クロス円はともに反発の動き。欧州株が堅調に推移するなどリスク回避動向は落ち着いている。イタリアではコンテ氏が組閣に着手しており、イタリア債が反発(利回りは低下)している。この日発表された4月の英小売売上高が大きく上振れしたことでポンド相場が買われており、円安のつながった面も。ただ、北朝鮮の核実験場の廃棄の報道には反応薄。個別株では米自動車関税の報道を受けてドイツ自動車メーカー株が総崩れとなるなどリスク回避の芽は残っているようだ。米株先物は時間外取引で下げ渋っているが、プラス圏に浮上する勢いには欠けている。円安の勢いも落ち着いてきており、このあとのECB議事録や米中古住宅販売件数などを受けたNY市場の反応待ちとなっている。

 ドル円はロンドン序盤に109.33レベルまで下値を広げたが、欧州株の上昇とともに109.70台まで反発した。足元では109.60台に落ち着いている。

 ユーロ相場も序盤に円安・ドル安の動きとリスク回避は一服。ユーロドルは1.17ちょうど近辺での揉み合いを上放れて1.1746レベルまで高値を伸ばした。その後は1.1710台へと反落しており、上に往って来いに。ユーロ円は序盤に128円ちょうど近辺に沈んだが、ドル円とともに買われ128.88レベルの東京朝方の高値水準に並んだ。その後は128.50割れへと反落。方向感に欠ける動きになっている。

 バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁が6月ECB理事会ではデータが出揃うことから今後について協議できるとしていた。地政学リスクに配慮も、QE終了の約6ヶ月後に利上げとの見方に反対する理由ないと述べた。
 
 ポンドは序盤の堅調さを維持している。ユーロ買いに追随する格好で買われたが、英小売売上高が予想を大きく上振れる結果となったことで、買いが加速した。ポンドドルは1.3422レベル、ポンド円は147.27レベルに本日の高値を更新。対ユーロでも売りから買いに転じた。足元ではポンド買いの勢いは落ち着いているが、ロンドン序盤からの高値圏は維持している。

 4月の英小売売上高が前月比+1.6%(予想+0.9%)、前年比+1.4%(予想+0.2%)と大きく上振れした。 
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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