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【NY市場】きょうもフラット化の修正でドル買い ドル円は一時直近高値を上回る

 きょうのNY為替市場は前日同様にドル買いが優勢となった。米10年債利回りがきょうも上昇しており、イールドカーブのフラット化の修正の動きがドルをサポートしている。ただ、米株式市場が大幅安となっており円高の動きも見られた。

 ドル円は買い戻しが続き、一時107.85円近辺と4月13日の直近高値を上回る場面も見られている。ただ、株安で円安のフォローまでは見られずクロス円は逆に軟化しており、通常とは違った動きが見られている。ユーロ円は132円ちょうど付近、ポンド円は150円台に一時下落した。
 
 一方、ユーロドルは戻り売りが強まり1.22ドル台に下落。瞬間的に1.2250ドルまで下げ幅を拡大する場面が見られた。ブルームバーグが関係筋の話として、「ECBは第1四半期の景気鈍化が続くかどうか判断するため、量的緩和(QE)終了の示唆は7月の理事会まで待つ方向に傾いている」と伝えた。そのほか、「理事の間で金利戦略に対する協議は行っていない」とも伝えている。

 来週はECB理事会が予定されているが、このところの指標は予想を下回る内容が多く、QE終了に向けたヒントは何も出ないと見られている。逆に上記の報道のように慎重姿勢を強調してくる可能性も留意される。

 ポンドも戻り売りが強まり、ポンドドルは一時1.40ドルちょうど付近、ポンド円は一時150円台まで下落。前日のカーニー英中銀総裁のBBCテレビでのインタビューを受けてポンドは急落していたが、きょうのその流れが続いた格好。

 総裁は「年内の利上げの可能性に言及したものの、タイミングについては決めていない」と述べていた。市場では、確実視していた5月利上げに懐疑的な見方も出ているようだ。短期金融市場で5月の利上げ確率は一時90%程度まで高まっていたものの、きょうは50%以下まで落ち込んでいる。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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