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【ロンドン市場】ポンド売りが主導、英露の緊張などで

 15日のロンドン市場は、ポンド売りが主導。全般に円買いの動きが優勢になっている。昨日は英国がロシア外交官の国外退去を発表したが、きょうはロシアのラブロフ外相が英外交官を追放すると報じられている。応酬合戦となり、両国の関係が悪化している。また、英蘭の大企業であるユニリーバが本社機能をオランダに一本化する、と発表しており、今後の英EU離脱に影を落としている。

 ポンドドルはロンドン朝方に1.3989レベルまで高値を伸ばしたが、その後はロシアの報道などをきっかけに下落に転じた。一時1.3922レベルまで下落。ポンド円も148円台前半で円買い一服となっていたが、再び売りに押されて147.45近辺まで下値を広げた。ユーロポンドも0.88台前半から後半へと上昇。

 その他主要通貨も円買いが優勢になっている。ユーロ円は131円台前半での揉み合いをやや下抜けて、130.79レベルまで安値を広げた。豪ドル円は83.50近辺が重く83.10レベルに本日安値を更新している。欧州株は全般にプラス圏で取引されているが、次第に上げ幅を縮小している。前日のNY市場で米国が対中国への関税賦課などの方針を発表しており、その後もリスク回避ムードが残っている状況。

 ドル相場はクロス円の影響が強く、ドル買い方向に進んでいる。ユーロドルは1.2380近辺から1.2350近辺へ、豪ドル/ドルは0.7870近辺から0.7840台へと軟化している。

 ドル円は106円ちょうどを挟んでの上下動。東京午後に105.79レベルの安値をつけた後は、ロンドン序盤には106.18レベルまで反発。その後は再び106円割れ水準となっている。前日からの円高・ドル安水準での取引が続いている。

 ノルウェー中銀は政策金利を0.5%に据え置いた。声明では、利上げ時期を今年夏頃に前倒しする見込みが示されている。ユーロ売り・クローネ買いの反応が広がった。オスロ株式市場は売りが優勢になっており、欧州株全般に上げ幅縮小につながった面もあったようだ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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