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【ロンドン市場】全般に値動き落ち着く、ポンドは取引中盤に売られる

 11日のロンドン市場は、円安の動きが一服している。東京市場では前日の円高からの戻りが優勢だった。中国当局が、前日の米国債関連の報道を誤情報に基づくものとして否定したことで、ドル円やクロス円が反発していた。

 ドル円はロンドン朝方に111.88レベルまで買われた。しかし、ロンドン勢が本格的に取引を始めると上値が重くなり、111.60近辺へと再び軟化。その後は値動きは落ち着いている。欧州株はやや売りが優勢も小動きに留まっている。NY原油先物が堅調に推移するなどリスク動向はまずまずといったところ。米10年債利回りは2.53%台から2.54%台で小動き。

 ユーロ相場はジリ安。前日のNY市場で1.20台割れから1.19台半ばに下落した流れを受けた値動き。東京市場では1.1970近辺が重く、ロンドン市場では1.19台半ばでの揉み合いから一時1.1930近辺まで下押しされた。その後は下げ渋りも上昇は限定的。ユーロ円はドル円の同様の値動き。ロンドン朝方の133.66レベルを高値に133.30近辺へとジリ安。11月ユーロ圏鉱工業生産は予想を上回る伸びとなったが反応薄だった。きょうあすで一区切りとなるドイツ連立協議の行方が注目されている。

 ポンドは中盤になって売りが強まっている。ポンドドルは、序盤はユーロドルと同様の値動きを示していたが、取引中盤には売りが強まっている。1.35近辺が重くなり、1.3460近辺に安値を広げた。ポンド円はロンドン早朝に151円手前まで買われたが、ロンドン中盤には150.20近辺まで下値を広げている。英首相報道官は、英EU離脱をめぐる2回目の国民投票は行わない、と明言した。また、一部調査によると通商合意なしの離脱では約50万人の雇用が失われるとの報道もあった。クリスマスシーズンの英小売大手の売上が市場予想ほど伸びず、株価が下落している。英国関連ではネガティブ・トーンのニュースが多かった。

 資源国通貨は底堅い値動き。カナダ円は88円台後半で下げ渋り。ドルカナダは1.25台後半での揉み合い。対欧州通貨では小高い。NY原油先物が時間外取引で64.08ドルまで上昇。2014年12月以来の高値水準となっている。カナダドルにとっては下支え材料。NZドルや豪ドルなどオセアニア通貨も堅調。特に、NZドルは本日高値を広げる動きになっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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