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【ロンドン市場】政治混乱を警戒してポンド下落、総じて円高に

 5日のロンドン市場は、ポンド売りが主導。昨日のメイ英首相の演説が評価されず、一部には辞任を求める声があがっているとの報道もあった。英政府などはノーコメントとしており、現時点では憶測の域をでていない。

 ロンドン序盤にポンドが急落。ユーロ買い・ポンド売りのフローがきっかけとなっていた。ユーロポンドは0.8880近辺から一気に0.89台に乗せた。EU離脱をめぐる英国の政治混乱を警戒して、ファンド勢から新規のポンド売りが持ち込まれたとの観測が流れていた。ポンドドルは1.32台前半から1.31台後半へ、ポンド円は149円台前半から148円台半ばへと下落。取引中盤にはポンド円が148円手前へと下落、再び売りが優勢になっている。

 その他通貨では豪ドルも軟調。東京午前に発表された豪小売売上高が予想外の減少となったことが背景。東京市場で売られたあと、ロンドン市場でも一段安になっている。豪ドル円は88円割れ、豪ドル/ドルは0.7810台へと安値を広げている。

 ユーロ相場は振幅。序盤はポンド売り・ユーロ買いで堅調。ユーロドルは1.1780近辺、ユーロ円は132.77近辺まで上昇。しかし、取引中盤には一気に売り戻されている。ユーロドルは1.1736近辺、ユーロ円は131.98近辺まで下落。スペイン株はようやく反発したが、スペイン中央政府はこれまでの姿勢を崩さず。カタルーニャ州独立をめぐる中央政府との溝は全く埋まっていない。

 ドル円はクロス円の下落とともに上値が重くなっている。ロンドン序盤に112.80台に買われたあとは売りが継続。取引中盤には112.43近辺に安値を広げた。米10年債利回りは序盤に2.33%台半ばに上昇したが、中盤には2.32%割れまで低下しており、前日比マイナスに転じている。明日の米雇用統計を控えて積極的に動きにくいなかで調整主導の展開。前日のNY市場でのドル円の上昇は、ほぼ解消されている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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