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【ロンドン市場】円高・株安が先行も次第に落ち着く、新規材料乏しく

 21日のロンドン市場は、円高・株安が先行したが、次第に落ち着く展開。週明けの欧州株は全面安で取引を開始した。欧州でのテロや北朝鮮リスク、トランプ政権の不透明感などリスク材料は山積している。ただ、特段の新規材料には乏しく、南仏マルセイユでバス停に車突入との報道もあったが、目立った反応はみられていない。むしろ、スペイン株がプラスに転じたほか、主要国の株価指数は下げ幅を縮小してきており、リスク回避圧力は軽減してきている。ドル円、クロス円ともに序盤の下げを戻す方向となっている。

 ドル円は序盤に109.30近辺から一時108.90レベルまで下押しされた。ただ、下げはここまで。その後は109.15近辺まで戻している。きょうもNYカットで109.00レベルにオプション期限の設定が観測されており、目立った新規材料に欠けるなかで値動きは落ち着いてきている。

 クロス円は下に往って来い。ユーロ円は128.40近辺から127.80台まで下押しされたあと、取引中盤にかけては128.30台とほぼ下げを解消。ポンド円は140.60近辺から140.10近辺まで下げたが、その後は140.60台と元の水準に戻している。豪ドル円も86.50近辺から86.20割れ水準までの往来相場。

 ドル相場はドル高方向からドル安方向へと振幅。ユーロドルは1.1731-1.1770レンジで、ポンドドルは1.2850-1.2899レンジで振幅。豪ドル/ドルは0.79台前半での振幅に留まっている。米10年債利回りは序盤に2.17%台まで低下、その後の戻りは2.18台半ばまで。ロンドン時間には前週末比マイナス圏で推移している。

 きょうの欧州株は高安まちまち。NY原油先物が先週末の上昇を受けた48ドル台後半に高止まりしており、資源関連株が堅調に推移している。一方、銀行株はおおむねマイナス圏推移。

 材料難になかでは、ドイツ連銀月報が発表されており、夏の四半期は強い経済モメンタム示している、輸出の伸びとともに鉱工業生産が堅調、2017年のドイツ経済成長は6月時点での予想を上回る可能性、とポジティブな内容だった。インフレについては、ユーロ高が物価圧力を抑制している、としながらも、今後数ヶ月でドイツのコアインフレは上昇する見込み、としている。 

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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