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【ロンドン市場】円高圧力が再燃、欧州株や米株先物軟調で

 10日のロンドン市場は、円高圧力が再燃している。この日は新規材料はでていないが、引き続き米朝の地政学リスクが欧州株や米株先物の重石となっており、リスク回避の円買い圧力が優勢になっている。

 ドル円は110円ちょうど付近での揉み合いが続いたあと、欧州株が下げ幅を拡大する動きとともに109.73レベルまで下値を広げている。110円ちょうど近辺にオプション期限の設定があるとの観測があり、上下動を抑制する面が指摘されているが、ドル円の上値は重い。

 ユーロドルは1.17台後半から再び1.17台前半へと下げている。一時1.1704レベルの安値をつけたあとは大台割れに至らなかったことで小反発。ただ、1.17台半ばは重い。ユーロ円は129円ちょうど近辺での揉み合いから放れており128.59レベルまで安値を広げた。

 ポンド相場は振幅。ポンドドルは序盤に1.2952レベルまで下押しされたが、その後は買い優勢に転じた。この日発表された6月の英鉱工業生産が前月比+0.5%と事前予想+0.1%や前回5月変わらずから上向いたことに反応。同商品貿易赤字拡大に売り戻される場面があったが、買いが押し切った形。ポンドドルは1.30台を回復。ポンド円は序盤に142.51レベルの安値をつけたあとは142.70-80レベルに下げ渋り。ただ、上値は重く、東京市場での143円台には戻し切れず。

 カナダ円は売りが継続し、安値を86.20付近まで広げている。ドルカナダは1.27台に乗せて揉み合いが続いている。NY原油先物が50ドルに接近する動きとなっているが、カナダ買いはリスク回避の動きにかき消されている。

 NZドルは引き続き軟調。マクダーモットNZ中銀総裁補佐がNZドル高けん制姿勢を強めたことがNZドル売りの背景。ロンドン時間に入ってからも上値が重く、NZドル円は80円割れ水準、NZドル/ドルは0.72台後半の安値圏で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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