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【ロンドン市場】円安が進行、ユーロ買いが主導

 16日のロンドン市場は、円安をユーロ買いが主導。ユーロドルは1.11台半ばから後半へ、ユーロ円は124円割れ水準から124円台乗せへと上昇。欧州株や原油先物が反発しており、リスク動向が改善している。総じて円安推移となるなかで、ユーロにとっては前日のユーログループ会合でギリシャ支援合意となったことも好材料。ユーロ圏消費者物価は予想通りで反応薄。

 その他の円相場も円安傾向。ドル円は111円台前半、ポンド円は142円台前半、豪ドル円は84円台後半などで高値を伸ばしている。

 ドル円は一時111.38レベルまで買われ、6月2日以来2週間ぶりの高値水準となった。米FOMCを挟んで円高から円安へと方向が変化している。黒田日銀総裁が会見で、出口戦略についての具体的な言及を避けており、事前に期待していた向きからは円買いを巻き戻す動きもあったもよう。

 ポンド円は142.34レベルまで買われた。6月8日以来、約1週間ぶりの高値水準。英政府は来週19日からEUと離脱交渉を開始するとしている。ただ、足元ではメイ英首相の信認が低下している状況で、DUPとの政策協力についてもまだ合意に至っていない。今週は英中銀金融会合で利上げ派が増えたことがポンド買いを強めた面があったが、政治動向には今後も注意が必要に。

 豪ドル円は84.74近辺へと高値を伸ばしている。欧州株が反発、NY原油先物が下げ渋るなどリスク動向の回復が好材料。カナダ円もともに84円台へと上昇している。カナダドルにとっては、週前半にカナダ中銀総裁などが利上げの可能性を示唆したことが、買いを継続させた一週間だった。

 ドル相場は前日のドル買いが一服する動き。クロス円の上昇にともなってドル売り傾向が優勢になっている。ユーロドルは1.11台後半、豪ドル/ドルは0.76台乗せ。ポンドドルは1.27台後半での揉み合い。ドルカナダは1.32台前半で上値の重い動き。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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