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【ロンドン市場】ユーロ高の流れ続く、独政治リスク後退など好感

 16日のロンドン市場はドル安が優勢な展開となった。ユーロドルが節目の1.10をしっかり超えて、短期筋のストップロス注文などを巻き込んで大きく買い進まれ、その他通貨でもドル安に。

 ユーロに関しては、週末の独ノルトライン=ヴェストファーレン州の地方選挙でメルケル首相率いる与党CDUが勝利し、秋の独総選挙への期待感が広がったことがユーロ買いにつながっている。昨日の海外市場で上昇したユーロは、東京市場でも押し目が見られずじり高になるなど、ユーロ高傾向が続いている。

 ドル全面安傾向となったことで、朝方はドル円も下落。一時113円25銭近辺まで値を落とす場面が見られた。しかし、その後ユーロ円の上昇に支えられる格好で、ドル円は値を戻した。

 17時半に4月の物価統計が発表された英ポンドは、インフレターゲットの対象である消費者物価指数前年比をはじめ、主要な指数が軒並み予想を上回る強めに出たことで瞬間買われたもの、すぐに発表前の水準に戻し、逆にその後ポンド安が進んだ。
 英CPI前年比は2.7%とインフレターゲットの対象である2.0%を大きく上回り、先週カーニー総裁は言及したピークの目途2.8%や、インフレターゲットの許容上限である3.0%が視野に入る展開となっているが、景気回復を重視し、ブレグジットへの警戒感も強いカーニー総裁が現状の緩和政策を変更してくる可能性は低いとして、影響が限定的なものとなった。

 ポンドドルは発表前の1.2930台から1.2950台を付けたが、その後、1.29割れまで。ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りもポンド安を誘っていた。

みんかぶ「KLugFX」山岡和雅

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