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【ロンドン市場】NY原油先物が急騰、リスク選好の動きに

 15日のロンドン市場では、NY原油先物が急騰したことがリスク選好の動きにつながった。東京午前にロシアとサウジアラビアが原油減産の9ヶ月間の延長で合意と報じられたことで、NY原油先物が時間外取引で47ドル台後半から48ドル台後半へと一気に上昇した。ロンドン早朝にかけても上昇は続き、序盤の取引では49.45ドルと4月28日以来の高値水準をつけた。上昇率は前週末比一時3%に達している。プーチン露大統領も9ヶ月間の延長を支持すると明言している。

 ロンドン序盤にドル円は113円台前半での揉み合いを上放れて一時113.73レベルまで買われた。ただ、欧州株が序盤の堅調さを次第に失う動きもあって、113.50割れ水準へと押し戻されており、上に往って来いとなっている。

 円安を主導したのがカナダ円や豪ドル円など資源国通貨。カナダ円は東京時間から買いの動きがみられていたが、ロンドン序盤には83円台乗せから一時83.40台まで高値を伸ばした。その後も83円台前半での高止まりとなっている。豪ドル円は84円台乗せから84.50近辺へと高値を伸ばした。ユーロ円やポンド円も上昇。ユーロ円は124円台乗せから124.50近辺へと買われている。ポンド円は146円台前半から一時147円ちょうど近辺まで上昇。

 ドル相場は全般にドル安。リスク選好の面が強い。ドルカナダは東京時間の1.37台を割り込むと1.3610近辺へと下落。豪ドル/ドルは0.74ちょうど近辺での揉み合いから0.7440近辺へと上昇。ユーロドルは1.09台前半から1.0970近辺へ、ポンドドルは1.29ちょうど付近から一時1.2940近辺まで買われた。

 ユーロ対ポンドではユーロ買いが優勢だった。IMFがドイツに関する報告書で経済の力強い回復を指摘、賃金や物価上昇が加速する可能性を示唆していた。一方、ポンドにとってはこのあと行われるメイ英首相のオンラインでの質疑応答を控えて、やや手を出しにくい面があったようだ。

 この日は主要な欧州経済統計の発表はなく、原油相場や欧州株の反応をみながらの取引となっている。 
 
みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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