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【NY市場】弱い米指標でドル円は200日線下回る グッドフライデーで動意薄

 きょうのNY為替市場、この日発表になった米小売売上高や消費者物価指数を受けてドル売りが優勢となった。米小売売上高は前回分も減少に下方修正され、2ヵ月連続の減少となっっている。税還付が遅れたことで家計の支出が抑えられたと見られている。

 また、消費者物価も前月比で予想外のマイナスとなった。マイナスとなったのは昨年2月以来。今回の数字でインフレの上昇トレンドに変化とは見ないが、4月のデータは注目されるところではある。もし、4月分も弱い数字であれば、6月の利上げ期待は後退する可能性もありそうだ。

 もっとも、きょうはグッドフライデーで、欧米市場は為替しか開いていない状況。グッドフライデーは米連邦法では休日にはなっていないことから、銀行休業日にはあたらず、為替市場はオープンしている。ただ、大半の州では祝日となっており、NY証券取引所やCMEは休日としている。

 市場参加者も少なく、値動きが振れやすい中でのドル売りとなった。

 ドル円は108円台半ばまで下落し、200日線を下回る動きが見られている。北朝鮮問題への地政学的リスクが強まる中、きょうの弱い米経済指標はドル円の売りを加速させている。

 一方、ユーロドルは1.06台前半で推移。弱い米指標を受けたドル売りでユーロドルも上昇。ただ、更に上値を試す動きまでは出ていない。今週のユーロドルはトランプ大統領の「ドルは強すぎる」との発言が伝わり、一時1.06台後半まで上昇する場面も見られたが、上げを維持できずに伸び悩んでいる。1.06台は維持しているものの、前半でのレンジ相場に留まっている

 来週のイースター休暇明けに、いよいよ仏大統領選モードに入りそうだ。第1回目の投票が4月23日に実施されるが、最新の世論調査ではルペン氏とマクロン氏が拮抗しており、各候補ともそれほど差がない。ルペン氏とマクロン氏が2回目の決選投票に進んだ場合はマクロン氏が優勢のようだ。

 世論調査からはルペン氏が勝利する確率は低く、リスク要因にはなりにくそうだが、最近の大型選挙は世論調査通りにならないこともあり、ユーロは来週も神経質な展開となりそうだ。

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

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