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【ロンドン市場】円買い一服も、地政学リスクは継続し戻りは鈍い

 12日のロンドン市場は、取引序盤に円買いが一服。ドル円は109円台後半に持ち直すと109.75近辺と東京早朝の円安水準まで戻した。欧州株が堅調に取引を開始したことで、米債利回りがやや上昇しており、ドル円の下値がしっかりとした。しかし、取引中盤にかけてはクロス円の売りが再燃しており、かえってドル円やクロス円の上値の重さが印象付けられた面も。市場では、これまで根強く維持されてきた110円のサポートを割り込んだことで、今後はその水準が戻り売り水準として意識されているとの見方もでている。

 ポンドは取引序盤に買いが先行。この日発表された一連の英雇用関連指標で、週平均時給の伸びが前年比+2.3%と事前予想+2.2%を上回っている。この発表直後にポンドドルは1.25台に乗せた。ポンド円は137.30台へと上昇。しかし、その後は欧州株が次第に上げ幅を削る動きで上昇一服となっている。

 ユーロ相場は上下動。序盤は買い先行も、中盤には上げを消す動き。引き続き地政学リスクが意識されているもよう。この日は米露外相会談が行われており、市場には期待と不安が交錯。ロンドン昼の時間帯前後にプーチン露大統領が、トランプ米大統領の下で特に軍事面での信頼関係が悪化した、との発言が伝わると、不安感が優勢になっている。序盤に1.06割れ水準から1.0625近辺まで買われたユーロドルは、再び1.06割れへと押し戻されている。ユーロ円は116円ちょうど近辺から116円台半ばで上に往って来い。前日までの下落の戻りは限定的となっている。

 仏大統領選については世論調査でフィヨン氏が支持率を1ポイント巻き返したが、その他主要3候補は前日並の支持率だった。引き続き4つ巴の様相を呈しており、市場の不透明感は継続。独仏10年債利回り格差は75bpと前日と同水準。ユーロ円1ヶ月物ボラティリティーは18%台に上昇。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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