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【ロンドン市場】欧州株安も動意薄、リスク材料も次の動き待ちに

 10日のロンドン市場は、動意に欠ける取引が続いている。週明けの欧州株が軟調に推移しており、やや円買いの動きがみられているが、値幅は限定的。

 ただ、今後のリスク材料の点検は怠れない。シリアや北朝鮮をめぐる地政学リスクにはいずれもトランプ政権が関係しており、今後の政策運営見通しにも吉とでるか、凶とでるか判断が付きかねる状況。また、仏大統領選の第1回目投票を4月23日に控えて、欧州株式市場ではフランス大手銀行が下落、フランス国債とドイツ国債との利回り格差が再び拡大するなど警戒モードとなっている。通貨オプション市場では、ユーロ円1ヶ月物の水準がその他の期間や通貨ペアと比較して突出した高水準となっている。

 ドル円とクロス円にはやや円買いの圧力がみられている。ドル円は111円台前半での取引に終始しているが、上値は重くなり、111.20台まで小反落。クロス円ではユーロ円の売り圧力が目立っている。ユーロ円は東京午後に118円台に乗せる場面があったが、ロンドン時間に入ると117.60近辺まで反落する場面があった。ユーロドルは1.05台後半と前週末からの安値圏での揉み合い。ユーロポンドも0.85台半ばが重く、0.8530近辺へとジリ安。

 豪ドルやカナダドルは比較的底堅い。序盤は売りが先行したが、次第に下げを消している。豪ドル円は83.20-40でのもみ合い。カナダ円は83円ちょうど近辺から83.15-20レベルへと小幅ながら上値を広げる動き。NY原油先物が時間外取引で52ドル台後半へと水準を上げてきており、資源国通貨を下支えしている。カナダドルは対豪ドルでも再びパリティーに接近する堅調な動き。

 この後のNY市場ではイエレンFRB議長の講演が注目される。バランスシート縮小と利上げペースの関係性や先週末の米雇用統計に対する評価などがポイントとなろう。また、NY序盤にはイエレン議長が注目しているとされる労働市場情勢指数の発表が予定されており、結果をチェックしておきたい。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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