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【ロンドン市場】ドル円が振幅、一時112円台もすぐ113円台に戻す

 16日のロンドン市場は、ドル円が振幅した。ロンドン早朝には113円割れから一時112.91レベルまで下押し。米FOMC後にサポートされていた113円台を割り込んで、ストップ注文が誘発された。ただ、FOMCでの利上げ見通しが緩やかなペースとなったことを好感して、欧州株や米株先物が上昇、米債利回りも上昇した。リスク選好の円売り圧力が加わり、クロス円とともにドル円は113.50近辺へと買い戻されている。クロス円も序盤に下押しされたあとは買い戻される値動きのパターン。ユーロ円は121円手前まで下落したあとは121円台後半へと下げを消した。

 ユーロドルは序盤に1.0706レベルまで小反落も、大台は維持されており、1.0720-30レベルへと下げ渋り。ユーロ円の堅調な動きにも支えられている。ユーロ相場にとっては、オランダ下院選挙で与党が第一党を確保し、極右政党が敗北したことが買い材料となる面もあるようだ。

 ポンドドルは英中銀金融政策発表を控えて方向感がはっきりしない。ポンドドルはロンドン早朝に1.2296レベまで買われたが、その後は1.2241レベルまでの下押し。ポンド円はドル円とともに138.57近辺まで下値を広げたが、その後は139円台前半へと下げ渋り。今回の会合ではインフレ報告や英中銀総裁会見は予定されていない。市場では政策金利、資産購入枠の据え置きが予想されている。

 黒田日銀総裁は会見で、安定的に物価2%超となるまでマネタリーベース拡大方針を継続、としておりこれまでと特段の姿勢変化はみられていない。G20では米新政権の経済政策などについて深い関心、と述べていた。米利上げについては、直接的な影響はない、と述べるに留まった。

 全般に値動きは限定されており、米FOMCとオランダ下院選後のイベント待ちとなっている。このあとのNY市場では、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀指数、住宅着工と建築許可件数などが発表される。その後は、トランプ政権の予算教書に注目が集まりそうだ。発表は明日の東京午前から昼にかけての時間帯とみられている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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