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【NY市場】ドル円は伸び悩むも上値へのモメンタムは維持

 きょうのNY為替市場でドル円は伸び悩む動きとなった。ドル円は米国債の動きがポイントとなる中、明日のFOMC結果発表が控え、米国債利回りが下げたことが圧迫した。商品市場で原油が47ドル台前半まで下落しており、これが利回りを押し下げたようだ。原油下落については、サウジの2月の原油生産が増加していたことが嫌気されている。OPECへの月次報告で明らかになった。

 ドル円はロンドン時間に115円台を回復していたが、再び上値を抑えられており、115円台をなかなか固め切れないでいる。きょうは失速した格好だが、下値サポートとなっている114.50水準はしっかりと維持されており、上値へのモメンタムまではまだ無くしていないようだ。

 明日はFOMCだが、利上げがほぼ確実視されている。市場の注目は利上げのペースに移っており、FOMCメンバーの金利見通しであるドットプロットで年内の利上げがあと何回見込まれているか注目される。市場では12月の示された予想と変わらず、今回を含めて3回との見方が多いようだ。

 しかし、イエレンFRB議長が会見でタカ派よりの発言をするようであれば、ドル高の反応も予想されるとの見方も出ているが、為替の反応については未知数の部分も多い。

 ユーロドルは後半に売りが加速し、1.06ちょうど付近まで下落している。特に売り材料は見当たらなかったが、100日線が控える1.0650水準が重かったことから、短期筋の見切売りが出たものと思われる。目先は21日線が1.05台後半に控えており、下値サポートとして意識される。

 なお、きのうからワシントンやNYなど米東海岸の地域が暴風雪に見舞われている。NY州では非常事態宣言が出ている。今回の季節はずれの大雪の影響が第1四半期のGDPに若干影響が出るとの指摘も聞かれる。

 航空機のキャンセルが7200便近くに及ぶなど交通機関のマヒも伝えられ、明日にかけて大雪はなお続き、商業施設も一部閉鎖が見込まれる中、GDPを0.1~0.2%押し下げるとの試算も出ているようだ。

 近年、米国の第1四半期のGDPは厳冬の影響で弱い年が多かったが、今年は暖冬でその心配も少なくなっていた。しかし、それなりにジンクスは生きているのかもしれない。

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

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