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【ロンドン市場】ポンド相場が下落、EU離脱のリスク再認識

 14日のロンドン市場は、ポンド相場が下落した。日本時間午後3時前後にポンド売りのフローが持ち込まれ、ポンドドルは1.22ちょうど近辺から一気に50ポイント程度下落した。その後も軟調に推移して、下値を1.2110近辺まで広げた。1月17日以来、約2ヶ月ぶりの安値水準。ポンド円は140円を割り込むと139.40近辺まで下落、ユーロポンドは0.87台前半から後半へと上昇した。

 突然の売りに市場はその背景探しに困惑したが、前日の英下院でEU離脱通知の承認が得られたことや、スコットランドの住民投票に関する報道など、EU離脱関連の不透明感が再認識されたことがポンド売りを誘ったとの見方がコンセンサスとなっている。ただ、フロー主導の面はあるようだ。また、ロンドン序盤にはホッグ英中銀副総裁の辞任が報じられている。兄弟が英大手銀の重要ポストについていることを英中銀に適切に報告していなかったことが、議会委員会で批判されており、自主的に辞表を提出したという。ただ、今週の金融政策委員会では投票する見込みとも報じられていた。

 その他主要通貨は米FOMC会合などのイベントを控えて積極的な売買は手控えられている。そのなかでは、ドル買いがやや優勢。米債利回りの上昇やポンドドルの急落の影響がみられている。ドル円は115円台に乗せると115.20近辺まで高値を伸ばした。その後は欧州株の小安い動きもあって上値は抑えられている。ただ、115円台は維持しており、売りは限定的。

 ユーロドルはポンドルに連れ安。1.0660近辺から1.0630近辺へと小安い。ユーロ円は122.30から122.60近辺で上に往って来い。方向性はハッキリしない。この日発表された3月のドイツZEW景況感指数は12.8と予想13.0には届かなかったが、前回の10.4からは上昇。1月のユーロ圏鉱工業生産は前月比+0.9%、前年比+0.6%と前回のマイナスからプラスに転じた。ただ、事前予想ほどは伸びず。ユーロ相場は反応しにくい結果となっていた。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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