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【ロンドン市場】欧州通貨軟調、ドル円は買い一服に

 10日のロンドン市場では、欧州通貨が軟調に推移している。ユーロとポンドは、対円と対ドルいずれも売りが優勢になっている。欧州株は序盤に反発の動きでスタートしたが、銀行株などが売られており、次第に上昇力を失っている。仏政局不安について、新たな材料はでていないが、独仏債利回りスプレッドは再びやや拡大しており、不透明感は継続している。ギリシャ問題で債権団と合意とも報じられており、ギリシャ債は買われているがユーロ買いの反応は乏しかった。

 ユーロドルは1.06台後半から1.0630近辺へと下押し。ユーロ円は121円台を維持できず、120.60台へと反落。ユーロドルは本日の安値を更新、ユーロ円は東京タイムの上げを消している。

 ポンドも軟調。この日発表された12月の英商品貿易統計、鉱工業生産、製造業生産などはいずれも予想より良好な結果となっていた。序盤に売りが先行したポンド相場は反発の動きをみせたが、再び下落。取引中盤には一段安となっている。EU離脱法案は下院での可決を経て、次は上院での審議となるが、英自由民主党が修正案を提出すると報じられている。また、トイレタリー関連の英企業が米国のベビーフード企業を買収するとの報道が、ポンド売り・ドル買いのフローにつながったとも観測されていた。

 ポンドドルは1.25台前半が重く、取引中盤には1.2450割れ水準まで下押しされた。ポンド円は142円をはさんで神経質に振幅した後、一時141.15近辺まで下値を広げる場面があった。

 ドル円にとってはこの後の日米首脳会談が注目されている。前日はトランプ大統領の大胆な減税発言でドル買い・円売りが進んだが、ロンドン市場ではその動きは一服している。序盤に113.86レベルに高値を伸ばしたあとは、売りに押されており、取引中盤には113.35-40レベルまで反落した。ユーロ円やポンド円の下落に押された面が強かったもよう。

 NY原油先物は53ドル台後半へと急伸している。EIA月報で、OPEC諸国の生産削減が報じられており、減産合意の順守率は1月に過去最高の90%となったことが背景。ただ、豪ドルや加ドルなどは反応薄だった。豪ドル円は87円をつけたあとは86円台後半、カナダ円は86円台後半から前半へと上昇一服。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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