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【NY市場】トランプ発言でドル買戻し強まる ドル円は113円台回復


 きょうのNY為替市場はドルの買い戻しが強まっている。ドル円は113円台まで急速に買い戻された。きっかけはトランプ大統領の発言で、航空業界のトップと懇談の中で、「2~3週間のうちに目を見張るような税制改正案を発表する」と発言したことに敏感に反応したようだ。

 通常、2月中には大統領から予算教書が発表されることや、具体的な中味はまだ何も無く、特に驚きの内容ではないように思われるが、市場はトランプ大統領の経済政策の発表を待ち望んでおり、今回の発言に敏感に反応したものと思われる。

 きょうのドル円は明日の日米首脳会談を前にポジション調整から、下値ではショートカバーも散見されていた。底堅い動きも見せていた中、トランプ氏の発言がショートカバーに勢いをつけたようだ。ドル円はきょうの上げで10日線を回復している。目先は21日線が113円台半ばに来ており意識される。

 その日米首脳会談だが、通信各社が、会談内容に関する米高官の発言を伝えており、注目されている為替操作問題については、会談で触れる可能性はあるが、主要議題とはならないようだ。むしろ、自動車産業の問題が主要議題となりそうだとの報道も流れている。それに関連した関税について協議される可能性もあるという。

 一方、ユーロドルは1.06台半ばに下落。ロンドン時間には一時1.07台に上昇していたものの維持できなかった。

 きょうの欧州債市場でギリシャ債の売りが強まっており、2年債利回りは10%を超えている。前日にIMFが、ギリシャに対するレビューを公表しており、ギリシャが更に救済を受けるためには、同国の金融機関の資本バッファー(最低自己資本に積み増す部分)が100億ユーロ必要との見解を示した。これについてギリシャ中銀は異議を唱えている。

 ギリシャへの懸念が再燃している状況だが、市場からはユーロに関して、ギリシャ問題が話題の中心に再び躍り出ることは無いとの見方も多い。それよりも、仏大統領選の有力候補であるフィヨン元首相のスキャンダルがユーロの上値を重くしている。

 ユーロ円はドル円の上昇がサポートし、120.70近辺まで一時上昇した。

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

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