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【ロンドン市場】ややドル安方向に調整も、リスク回避一服でドル円底堅い

 9日のロンドン市場では、総じてややドル安方向に調整が入った。ポンドドルの上昇につれてユーロドルや豪ドル/ドルが買われた。一方で、フランス国債売りが一服しており、欧州株は全般に堅調に推移。リスク動向は落ち着きを見せており、ドル円は112円台前半で底堅く推移している。

 ロンドン序盤に目立ったのがポンド買いの動き。ポンドドルは1.2510近辺でのもみ合いから一時1.2580近辺まで急伸。ポンド円も140円台半ばから141円台前半へと上昇した。対ユーロでも堅調な動きをみせている。この日は特段のポンド関連の材料はでていないが、昨日の英下院ではEU離脱関連法案が大差で可決されており、修正案もなかった。市場筋からは前日につけたポンド高水準を上回ったことで、ショート・スクイズの動きが強まったとの観測がでていた。

 ユーロドルもポンド買いにつれて堅調に推移。ユーロドルは1.0670近辺から一時1.07台乗せ。ただ、取引中盤には米債利回りの上昇とともに1.06台後半へと押し戻されている。ユーロ円は119.80-90レベルから120.20近辺まで高値を伸ばした。取引中盤にかけては120円ちょうど付近に落ち着いている。この日発表された2016年通年のドイツ貿易統計で、黒字額が過去最高を記録していた。今後、トランプ政権から槍玉に上がる可能性もあり、注意しておきたい結果だった。

 豪ドル/ドルは0.76台前半から一時0.7660近辺まで反発。NY原油先物が時間外取引で一時53ドル台をつけるなど堅調な動き。ロウ豪中銀総裁が、成長見通しに楽観的だったことなどが好感されたもよう。
 
 ドル円は112円台前半での取引に終始している。欧州株が堅調に推移しており、米債利回りも上昇傾向。ドル円にとっては支援材料が整っていた。ただ、上値は112.43レベルまでと限定的。クロス円ではポンド円が141円台高止まり、ユーロ円が120円台を維持、豪ドル円は86円手前へと上昇するなど、円安の動きが優勢になっている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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