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【東京市場】リスク回避の株売りと円買い

3日の東京市場は原油安・株安とともに円が買われ、豪ドルと加ドルは売られた。

原油産出国の生産減の思惑は後退するなか、今晩の米週間石油在庫統計への警戒感からNY原油先物は30ドルを割り込んで推移している。原油安を背景に昨晩の欧米株は大幅安、本日の日経平均株価は下げ幅を一時600円超に伸ばす続落となり、リスク回避的に円が買われた。ドル円は昨日安値を下回る119.42近辺を付けている。高値は早朝の119.98近辺。
黒田日銀総裁は先日のマイナス金利導入後、初めてとなる講演を都内で行い、今回の緩和について「中央銀行の中でおそらく最も強力な枠組みだ」と述べ、2%の「物価安定の目標」の実現のために、できることは何でもやる、と締めくくった。やや円売りがみられたものの限定的。

豪ドル安に関しては豪州貿易収支の予想外の赤字拡大も背景にある。同時刻に発表された住宅建設許可が予想を上回ったため豪ドル買いで一時反応したが、その後は値を崩している。早朝に発表された良好なニュージーランド雇用統計を受けて豪ドル売り/NZドル買いが入りやすく、豪ドルを押し下げた面もある。原油価格や株価が下落しているものの、資源国通貨としてのNZドル売り反応は乏しく、良好な雇用統計が支えた。ウィーラーNZ中銀総裁は講演で、低インフレでも金利引き下げを急がない姿勢を示す一方、世界経済の見通しが悪化した場合は追加緩和が必要になる可能性を指摘したが従来と変わらない発言でもあり特に反応はしていない。また米JPモルガン・チェースのアナリストは、NZ中銀の利下げ予想時期を3月から6月に先送りした。
財新1月調査の中国サービス業PMIは前回から改善、総合PMIも節目の50を上回った。豪ドル買いで反応も限定的。

klugアナリスト 鈴木信秀

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