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【東京市場】イタリア総選挙で日本株下落、円相場は上下動

26日の東京市場は、イタリア総選挙の発表後、円相場が激しく上下動している。

早朝は、ショック的な円高の動きからから回復している。イタリア総選挙の大勢が25日NY終盤に判明している。下院は緊縮派の中道左派の勝利だったが、上院では過半数獲得となる勢力がないことが確実になり、今後の再選挙など混乱が懸念される結果だった。パニック的にユーロ売りと円買いの動きが広がった。ドル円は一時90.85レベル、ユーロ円は118.70台まで急落した。

しかし、その後は26日東京早朝にかけて買い戻しが強まった。ドル円は東京株式市場の大幅安が予想されたものの、取引取引開始前には92円台を回復、ユーロ円も120円台に乗せた。日経平均は200円超の大幅安で寄り付いた。それでも仲値にかけて円は売られ、ドル円は一時92.75レベル、ユーロ円は121.35レベルの戻り高値をつけた。市場では、証拠金取引で逆張りを得意とする個人投資家の動きが観測されたほか、輸入企業による円売り・外貨買いやファンド勢の押し目買いなどが観測されていた。ただ、その後は日経平均が1万1500円台を回復するなど下げ渋ったが、円安の動きは一巡している。午後にかけては日経平均が一時1万1400円割れまで再び売られたことで、円買いが優勢になっている。ドル円は一時92円割れ、ユーロ円も一時120円を再び割り込む場面があった。ドル円は、前日高値94.77レベルと直近安値90.85レベルの半値戻しが92.81レベルとなることから、この水準が短期レジスタンスとして戻り売りのターゲットとなった面もあるようだ。

ユーロドルは1.30台後半で揉み合っていたが、午後にかけては対ポンドでの売りを皮切りに下押ししている。ユーロポンドは0.8575近辺、ユーロドルは1.3039レベルまで下落、それぞれ前日NY安値を下回った。イタリア総選挙の結果を受けて同国の政情には不透明感が広がっており、ユーロドルは1.3000レベルの節目を意識した取引になっている。

(Klugシニアアナリスト 松木秀明)

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