FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

欧州通貨高、ドル円はしっかり

※忙しい人のサマリー
欧州通貨高、ドル円はしっかり

ユーロは来週の理事会で量的緩和終了議論報道で買われる

ポンドは指標が強めで買いが入る

-+---+--+---+---+---+---+---+---+--+--
【東京市場】一時110円を付ける動き

 ドル円は109円台後半での推移が続いた。110円手前の売りに頭を押さえらえる展開が続いたが、若田部副総裁の国会答弁で追加緩和の可能性が意識されて瞬間110円を付けたものの、すぐに値を落とす展開に。
 米国債の購入についての質問を受けtえ、問題があると発言したことなどがドル売りに。もっとも影響は限定的で、一日の値幅は23銭にとどまっている。
 
 ユーロドルは朝方に一時1.17台を付けたものの、調整が入り、こちらも値幅は限定的。1.1690ばさみの小動きが一日を通じて続いた。

 13時半に金融政策発表があった豪ドルはもみ合い。20会合連続となる据え置きは完全に織り込み済み。声明も目立った変化が見られず。

【ロンドン市場】ドル円などはもみ合い、ポンド買いランド売り

 ポンド買いとランド売りが目立つ展開。

 英ポンドは非製造業PMIが予想を上回り、買いを誘った。
朝方に発表されたBRC既存店売り上げも強めに出ており、英サービス業の強さと、個人消費への期待感がポンドを押し上げた。

 南アランドは南ア第1四半期GDPが大きく低下。
 事前予想をはるかに下回る前期比年率-2.2%の鈍化。約9年ぶりの大幅減にランド売りが強まる展開に。

 豪ドルなどもランド安につれて軟調。

 ドル円は東京午後に110円を示現もその後は少し押されてもみあいに。

【NY市場】ECBが量的緩和修了議論との報道でユーロ買い

 通信社が14日のECB理事会で、9月で終了する現行の債券購入プログラム(量的緩和)について、予断を持たず終了を議論するとの関係者筋情報を報じたことで、ユーロ買いの動きが広がった。

 ISM非製造業の強さにドル買いが入り1.1650近辺を付けていたユーロドルは
1.17台を回復する力強い動きに。

 ドル円はもみ合い。ISM非製造業でも上値が抑えられると、その後のユーロ買いドル売りにいったん109.50割れまで下落。
 もっとも、下値では買いが入っており、109円台後半での推移に。


【本日の見通し】堅調

 ドル円は堅調地合いが継続とみている。
 昨日上値を抑えた110円近辺をしっかり超えられるかがポイントに。

 ユーロ円、ポンド円が欧州通貨買いの流れの中で上昇しており、ドル円も上値トライの流れが継続。
 昨日のNY市場でドル全面安に近い形となった時の調整が、109円50銭割れまでと、下値しっかり感がかなり強いだけに、振幅の中で上値をトライする可能性はかなりありそう。

 ユーロドルやポンドドルが買いが出やすい流れも、上値からの上昇には警戒感。
 イタリアの新政権が移民問題でEU側とは一線を置く姿勢を示しており、警戒感が広がる流れとなっているだけに、トレンドは上方向も突っ込んだ買いは避けたい印象。

【本日の戦略】突っ込んだ買いは避けたいところも

 突っ込んだ買いはできるだけ避けたいところ。
 もっとも押し目は限定的だけに早めの打診買いからという印象。109円台半ばをしっかりと割り込むようならば早めにやめる手も。

 デイトレはもっと早めの買いからか。
110円手前の重さが残っているようだとすぐに見切る。ストップも早め早めで。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ