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米CPIが弱めに出てドル売りに

※忙しい人のサマリー
米CPIが弱めに出てドル売りに

英四半期インフレ報告でCPIや経済成長見通しを引き下げ

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【東京市場】下値しっかり
 
 朝方、前日までの流れからドル高が優勢となり、109円92銭と、前日の高値を更新する動きに。もっとも、110円手前の売りを崩せず、いったんは利益確定の動きに。
 ただ109円60銭台までと動きは限定的なものにとどまり、午後に入って109円80銭台まで回復と、下値しっかり感の強い展開に。

 今晩の米消費者物価指数次第の面が強く、上下ともに動きにくい中で、前日までのドル高の流れが継続した。

 ユーロドルは1.18台半ばから下の売りに慎重な姿勢が見られ、昼前に1.1870台まで回復も、ロンドン税の本格あsんか前に1.1850台と、こちらも方向性がはっきりしない展開に。

 朝のNZ中銀金融政策会合時の声明内容が弱気なものとなったことで売りが出たNZドルは、東京市場を通じて売りが優勢に。朝がた声明発表直後の安値を割り込むと、狭いレンジでの振幅を繰り返しながら下を試すという流れ。利上げ見通しの先送りがNZドル売りを誘った。

【ロンドン市場】いったん110円台乗せ、ポンドは四半期インフレ報告で売り

 ドル円はいったん110円に乗せる動きも、2日の高値を付けきれず、その後はポジション調整の動きが広がった。

 米CPIを前にして積極的なドル買いにも慎重姿勢。昨日のPPIが弱めに出たことで、CPIの数字にもやや警戒感。

 スーパーサーズデーとなったポンドは、政策金利を事前見通し通り据え置き
注目の四半期インフレ報告では、GDP見通し、インフレ見通しなどを引き下げ、ポンド売りの動きに。

 その後のカーニー総裁会見では、消費の伸びがブレグジット前の半分に過ぎないなどの指摘もあり、厳しい状況。

【NY市場】米CPI弱く、ドル売り

 米CPIが弱めに出たことで、調整が強まる展開となり、ドル円は109円台前半に値を落とした。とはいえ、物価は依然好調な水準を維持しており、109円台は維持されている。

 ユーロドルは1.19台を回復。

【本日の見通し】調整入り、次の方向性探る

 2度目の110円トライも、大台超えからの勢いに欠け、上値の重さを意識する展開が続く。もっとも調整は限定的なものにとどまっており、流れはまだ上か。

 米消費者物価指数も予想を下回ったとはいえ、利上げ期待を崩すものではない。
年計4回の期待感が若干後退も、次回6月の利上げは依然確実視されており、9月、12月のどちらかもしくはどちらもという判断は、今後にゆだねられる形に。

 ドル円は下がったところでの買いという流れ。109円近辺がしっかりしてくると、上値トライの意識が強まる。

【本日の戦略】スウィングは待っての買いか

 基本的には押し目買い。ドル円は109円近いところで買いに回りたい。
108円台にしっかり落とされると売り。もしくは108円台半ば割れまでストップを待ちたいところ。ただ、押し目がどこまでかは微妙でリスク許容度、ポジション管理次第。

 デイトレは早めに買いに回りたい。109円台後半での売りを意識で回転が効くか。
見切りも早めに、週末越えのポジションを避けたいところ。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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