FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

ドル高一時優勢も、週明け海外市場で円買いが優勢に

※忙しい人のサマリー
ドル高一時優勢も、週明け海外市場で円買いが優勢に

クロス円での調整が目立つ展開、ユーロドルの1.20割れで欧州通貨売りも

ポンドはブレグジッド交渉関連での警戒なども売り誘う
-+---+--+---+---+---+---+---+---+--+--

【5日の市場】ドル買い優勢、弱めの雇用統計もドル売り限定

 東京午後からの株高の動きが支えとなり、ドル高円安が優勢に。
日経平均は前日の海外株高を好感し、上昇して始まった後、一旦利益確定の動きに押されたが、後場に入って上昇が顕著に。
欧州でも株高の動きが続き、ドル円は雇用統計発表を前に113円台にしっかり乗せる展開となった。

 雇用統計は注目された平均時給前年比が予想通りとなったものの、前回値が下方修正される少し弱めの者に。
非農業部門雇用者数は予想を大きく下回る弱めの数字となり、一旦はドル売りの動きが広がった

 もっとも、ドル円の113円ちょうど近辺がしっかりとなるなど、ドル売りの動きは限定的。
その後ドル買いの動きが強まるなど、東京、ロンドン市場でのドル買い基調が継続する展開に


【8日の市場】円高優勢

 アジア市場からロンドン朝にかけてはドル高が主導も、その後はクロス円での円高が優勢となり、
ドル円は113円40銭近くから113円ちょうど近辺へ値を落とす展開となった。

 当初上昇が目立った米債利回りが低下し、ドル売りを誘ったほか、1.20の大台を割り込んだユーロドルの調整が続き、欧州通貨売りドル買い円買いの流れが広がった。

 9日に予定されている英国の内閣改造においてブレグジットの交渉決裂担当相を新設する方針との報道が警戒感からのポンド売り円買いを誘い、リスク選好の円全般の強さにもつながった面も。 

NY市場に入って一時113円の大台を割り込むなど、円高の動きがより優勢となったが、その後の押し目は限定的なものにとどまった。
 
【本日の見通し】レンジ取引

 今週の注目は12日の米消費者物価指数。
先週末の雇用統計の弱さでもドル売りは限定的で基本的には堅調地合いも、上を突っ込んで買うにはやや勢い不足。

 ドル円は113円を挟んでのレンジ取引が当面続くとみている。期待は上方向。
 ドルを抑えていた欧州通貨買いドル売りの流れが一服しておりドル買いが入りやすい状況に。
 
 資源高の流れは継続で、先週末にかけでの原油高の調整も週明け再び反発を見せるなどの動き。高値トライは収まっているとはいえ、資源国通貨高ドル売りの大きな流れはまだ健在で、ドルの頭を抑える材料に。高値警戒感のある国際商品市場動向がカギの一つか。
 

【本日の戦略】押し目買い

 警戒感などからクロス円で少し調整が入ったが流れはまだ上方向か。
ドル円に関しては、ドル自体は堅調で、113円割れでは買いが入る流れに。上値の重さもあり、突っ込んだ取引を避けたいところだが下がったところではきっちりと買いを入れたいところ。

 デイトレも買いからの回転を意識。113円台前半での利益確定で回転を意識が基本という印象。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ