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ユーロ高ドル安など受けて、ドル売り優勢

※忙しい人のサマリー
ユーロ高ドル安など受けて、ドル売り優勢

米債利回りの低下も目立ち、ドル売りに

カタルーニュ州首相の演説に注目も、独立宣言は見送られる

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【東京市場】狭いレンジでのもみ合い続く

 連休明けの東京外国為替市場でドル円は112円60銭から70銭を中心にしたもみ合いが続いた。朝方はゴトウビということで仲値がらみのドル買い需要があり、買いが優勢にある場面も見られたが、112円80銭台までと値幅は限定的。仲値後はすぐに値を戻してもみ合った。
 欧州通貨が対ドルでしっかりとなっており、ドル全面高基調に調整が入っていることなどが、ドル円の重石に。
 北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日にあたって、警戒感が強まっていることも、上値を抑える要因となった。
 もっとも、下値しっかり感も強く、堅調な地合いは継続。

 欧州通貨はしっかり。ユーロは先月のドイツ連邦議会選挙でメルケル首相率いるCDU/CSUが第一党は確保も議席を減らした後、連立の行方が不透明となっていたが、自由民主党に緑の党を加えて過半数を確保する動きが前進したことで、安心感からユーロ買いが入っている面も。

【ロンドン市場】ドル安

 米債利回りの上昇が一服し、ドル売りが広がった。
東京市場で下値を支えた112円台半ばを割り込んで短期的なポジション調整の動きも見られた。
ドル円は112円20銭台まで下落。

 ユーロは一時1.18台まで上昇。東京市場でも見られた
ドイツの連立政権への動き前進の報道が好感された形。
ただ、このあとカタルーニュ州のブチダモン首相の会見が控えており
警戒感から大台を維持できずに値を落とした。

 ポンドもユーロ買いに押されて1.32台へ上昇。
英鉱工業生産の好結果なども好感。
もっとも、大台維持ができるほどの勢いはなく、少し調整。

【NY市場】ドル円一時112円割れ

 ドル円は一時112円割れを付けるなど
ドル売りが広がる展開となった。
トランプ大統領と共和党のコーカー上院議員の対立が話題となり
警戒感が広がっている。
上院は共和党が過半数を占めるも、ぎりぎりであり、
議員との対立激化で法案が通らなくなる懸念も。

 朝方は米債利回りの低下も目立ち、ドル売りが加速した格好に。

 しかし、注目されたカタルーニュ州の首相演説で
独立宣言が見送られたことなどを好感して、下値から回復。
米債利回りの低下も落ち着いて、水準を戻しており
ドル円はNY朝の下げ分をいったん解消する動きに。 

【本日の見通し】調整優勢も、基調はまだドル買い

 米債利回りの上昇が一服しており、ドル買いの流れがおちついている。
もっとも112円割れからはすぐに値を戻すなど、下値はしっかり。
大きな懸念材料であったカタルーニュ州の問題も落ち着き
世界的なリスク警戒感が後退してくるようだと
ドル買い円売りの流れが回復する可能性も。
もみ合いから上値トライの展開を意識。

 ユーロは、カタルーニュ州の問題に加え
ドイツの連立がうまくいきそうな状況も追い風となっており
対ドルでもしっかりの展開が期待されるところ。
ユーロ円も買いが優勢とみられる。

【本日の戦略】押し目買い

 112円割れで値を戻すなど、下値では買い意欲がみられる展開だけに
ドルの押し目は丁寧に拾いたいところ。
 
 112円台前半での買い下がりを意識

 デイトレは頭の重さを確認して、下できれいに拾えるか。
意識はドル買い方向で買い場を探す展開に。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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