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ドル売り加速も、バノン氏辞任で買い戻し

※忙しい人のサマリー
ドル売り加速も、バノン氏辞任で買い戻し

バルセロナのテロへの警戒感、シャーロッツビルの衝突の余波などが
円買いを誘い一時108円60銭台へ

トランプリスクへの警戒感後退へ

【東京市場】109円台前半推移

 朝方109円30銭近辺まで下落し、その後もみ合いに。
109円台半ばからが重くなっており、ドル安円高の流れ
21日からの米韓合同軍事演習(ウルチフリーダムガーディアン)を前に
米朝関係の緊張の高まりなどもドル売りを誘う展開に。

【ロンドン市場】円高強まる

 欧州通貨売り円高なども入り、円は全面高
ドル円は朝方東京市場の安値を割り込むと
そのまま円高が進み108円台に。

 クロス円も軒並みの下げでユーロ円は127円80銭台、
先月6日以来約一月半ぶりの安値圏。

 バルセロナのテロ事件を受けて、欧州通貨売りも続く中で
リスク警戒感の強い展開に。

【NY市場】序盤にドル安加速も、バノン氏辞任で値を戻す

 序盤にドル安が加速、一時108円60銭近辺まで値を落とした。
リスク警戒からのドル円、クロス円の売りが加速した格好に。

 もっとも、安値から一転して1円の根戻しに。
バノン主席戦略補佐官の辞任が報じられ、一気にドル買いとなった。
白人層などからの任期は高いものの、政権にとっては火種でもあった同氏の辞任で
大統領と議会との関係修復などが期待された。

 ジャクソンホールを前に、突っ込んだドル売りにも警戒感が出ていた。

 もっともドル円は戻りから少し値を落として週の取引を終えるなど
頭の重さは継続。

【本日の見通し】下値一服感が出るか

 バノン氏の辞任を受けて、ドル安圏からの回復をみえている。
一部層からの人気は高いものの、政権にとってはリスク要因でもあった同氏の辞任で
大統領と議会との関係回復も期待されるところで、ドル買い要因となる。
もっとも金曜日に109円台半ばから売りが出たように、
ドルの頭は重い。
テロへの警戒感に加え
バージニア州での白人主義者と反対派との衝突の影響でのトランプ批判が続く中で
ドル買いにも慎重姿勢。
109円台がしっかりと維持されてくると買い戻しに期待感も
かなり不安定な展開か。

【本日の戦略】押し目買い

 政権の象徴でもあったが、大きなリスクでもあったバノン氏の辞任は
ケリー首席補佐官主導で今後の政権が進むという期待感を抱かせるものに。
バランスがとれているとみられるケリー氏の手腕への期待は強く
ドルは買い戻しが優勢となる可能性も。

 ドル円は押し目でしっかり買いを入れたい
109円に近いところでの買いを意識
108円台半ば割れでストップ。
デイトレはもっと早めに買いからの回転。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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