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FOMCをにらみ、突っ込んだ動き避ける

※忙しい人のサマリー
FOMCをにらみ、突っ込んだ動き避ける

欧州通貨売りからドル買いの流れもNY市場で調整が入る

英中銀ホッグ副総裁辞任へ、利益相反への批判厳しく

【東京市場】狭いレンジでのもみあい

 朝方はドル買いの流れが目立ち、ドル円も115円トライも
大台を付けきれずすぐに調整。
もっとも、押し目も鈍く、結局は114円台後半でもみ合い。

【ロンドン市場】ドル買い

 ポンドドルでのポンド売りドル買いからドル高の流れに。
ポンドに関しては当初目立った材料が見られずに値を落とした。
ブレグジットリスクやスコットランドの独立に向けた動きへのリスクなどが指摘される展開に。
また、英中銀への不適切報告が指摘されたホッグ副総裁の辞任報道もポンド売り。(兄弟が英大手銀行で重要ポストについていることを中銀に未報告であった)
ユーロもポンドに連れ安で欧州通貨安ドル高。
ドル円はこのドル売りの流れに115円台を回復し、115.20近辺まで。

【NY市場】ドル高一服

 FOMCを前に調整ムードが広がり、ドル円は114円台に値を落とす展開に。
上値意識は継続も、イベントを前に短期的なポジションの整理が進んだ。

 FOMCでの利上げは決定的も、ドットチャートなどの動向が不透明で
突っ込んだ売り買いを事前にやりにくい展開に。

 米東海岸を襲う暴風雪の影響なども意識された面も。
 

【本日の見通し】FOMCにらむ

 FOMCをにらむ展開。
0.25%の利上げ(現行の0.50-0.75%から0.75-1.00%へ)はほぼ確定的。
注目は参加メンバーによる経済見通し(プロジェクション)とイエレンFRB議長の記者会見。
プロジェクションや会見は年8回のFOMCのうち半分の4回で定例実施されるもの(会見は臨時で行われる場合もありうる)。
特に注目はプロジェクションの中で各メンバーの政策金利見通しを示したドットチャート。
前回12月の発表では今年3回の利上げが中央値となっていた。
その後の雇用や物価の情勢から年4回に引き上げられる可能性が指摘されており、注目を集めるところに。
引き上げが見られた場合、ドル買いの大きな材料となりうる。


【本日の戦略】買い下がりもリスク意識

 FOMCまでは様子見。
基本的にはドル高傾向が継続で、買い下がりの流れ。
ドル円は114円台半ばがしっかりしており、ごく短期的にはそこまでの買い下がりも、FOMC次第の面が大きく、リスクはきちんと意識したい。
ストップは少し余裕をもって、ただし確実に。

 デイトレもFOMCまではやりにくいが、基本レンジ取引とみられるだけに、買いからの回転。
 FOMC後は結果(政策金利だけでなく、会見結果やどっとチャートの結果も含め)に素直に乗りたい。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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