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演説待ちで様子見ムード

※忙しい人のサマリー
演説待ちで様子見ムード

先週末のドル売り円買いの流れ落ち着き、買い戻し優勢

ポンドはスコットランド独立関連の報道で売りが出る場面も 
【東京市場】111円台では買い

 前週末のNY市場に続いて、111円台を試す場面が見られたが、大台割れでは買い意欲が残っており、112円台前半を回復してもみあった。

 円高の進行もあり、東京株式市場が軟調。日経平均の下げ幅は一時280円を超え、19000円の大台まで割り込む場面が見られた。こうした動きが更なる円買いを誘う場面も見られたが、111円台での売りには慎重な姿勢も。

 明日28日にトランプ大統領による上下両院本会議での議会演説(就任1年目の大統領が行う、一般教書演説に代わる演説)を前にして、突っ込んだ動きに対する警戒感も見られた。

【ロンドン市場】ポンド安
 
 ドル円は112円台前半でもみ合いとなった。
28日のトランプ大統領議会演説を前に、様子見ムードが広がった格好。

 やや目立ったのはポンドの売り。
英紙タイムズが、英政府がスコットランド独立を問う新たな住民投票に備えていると報じたことが材料視された。
 ポンドドルは1.24を割り込み1.2384近辺まで。
ポンド円139円ちょうど近辺に。
下げ一服後も戻りが鈍く安値圏もみ合い。

【NY市場】インフラ投資BIG!

 トランプ大統領演説を前に発言がつたわり
ドルの買い戻しがやや優勢に。

 期待されている減税に関しては
医療保険のコスト判明までは計画は不可能としており
具体策が出てくる可能性が低下、
財政支出に関しても
国防費の540億ドルの増加と、非国防費の同額の減少としており
景気刺激としては物足りないとの思惑も
インフラ投資に関して「Big!」という発言が伝わり
米株の上昇を誘ってドル買いに。
ダウは12連騰に。

【本日の見通し】議会演説待ち

 トランプ大統領による上下両院本会議での議会演説待ち。
一般教書演説に代わって新任大統領が行う恒例の演説で
今年の基本方針が示される重要なもの。
経済・通商にどこまで突っ込んだ来るのかは不透明。
減税の具体策の踏み込みは避けるとの見通しも広がっており、
その点では期待感が低下。
もっとも、インフラ投資に対して強い意欲を示すとみられており
昨日同様に米株市場に良い刺激を与えるようだとドル買いも、

 外交問題では対メキシコを中心に厳しい姿勢を示すと見られる。
大統領の提唱する国境税・共和党が示す国境調整税などについても大きな焦点。
輸入関連は大きな痛手、小売部門への悪影響もあるだけに、
警戒感が広がるようだと、逆にドル売りも。

 演説までは様子見ムードが広がりそう。主要通貨は基本的にレンジ取引か。

【本日の戦略】演説に素直に

 議会演説までは無理をせずという流れ。
いったん下がるようだと買いに回る手もあるが、
中期的な流れが変化する可能性があるだけに、無理は禁物。
112円台半ば割れでストップの流れは変わらず。

 デイトレは演説までは小さな回転を意識。NY市場までにはポジションをいったん整理。
 その後は演説の流れに沿っての回転。
※山岡和雅個人の見解です

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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