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会見は失望感も、ドル売り限定的

※忙しい人のサマリー
会見は失望感も、ドル売り限定的

20日の就任後への期待感残る

ポンドは軟調地合い続く、一時1.20台も

【東京市場】ドル買い先行ももみあい

 米債利回りが朝方上昇を見せ、ドル買いの動きも
午後に入って動きが落ち着き、もみあいとなった。

 夜のトランプ会見をにらんで動きにくさも。

【ロンドン市場】米債利回り上昇がドル買い

 市場が注目するトランプ次期米大統領の記者会見を控え、11日のロンドン市場は落ち着いたスタートとなった。
 ドル円は東京市場午後の流れを引き継いで115円台後半でのもみ合いでスタート。注目イベントを前に、やりにくさも見られた。

 もっとも、その後はドル買いの動きが優勢に。米債利回りの上昇が目立ち、ドルはほぼ全面高。ドル円は116円台半ばに迫るところまで買いが出る展開に。

 ポンドドルでのポンド売りドル買いもドル全面高の流れに寄与。ポンドはハードブレグジットがらみで朝から頭の重い展開となった後、11月の英商品貿易収支の赤字幅が予想を上回ったことで売りが加速。節目の1.21を瞬間割り込む動きが見られた。もっともその後いったん1.21台半ば近くまで戻すなど、下値を突っ込む動きにも慎重な姿勢が見られた。

【NY市場】 会見は期待外れ

 注目されたトランプ会見は期待外れの結果に。
り自身の事業と大統領職務との利益相反の話が中心となるのは
12月に予定されていて、キャンセルとなった会見の時点で明らかにされており
予定通りではあったが、
それ以外の事項、特に市場が期待する財政支出、減税、規制緩和への
具体化のヒントが見られず、いったんドル売りが広がった。

 ドル円は114円台前半まで急落する展開に。
もっとも、その後は値を戻していた。

 ポンドが一時1.20台を付けるなどポンド売りドル買いが強まっており
ドル安を抑えた面も。

【本日の見通し】トランプ会見は失望感もドル売り限定的

 注目されたトランプ会見は、当初の予定通り自身の事業と大統領職務との
利益相反の話が中心となり、
今後の経済政策とくにトランポノミクスの中心となる
財政支出、減税、規制緩和の具体的な示唆は無く、失望感のドル売りが広がったものの、その後値を戻すなど、ドル売りの動きは限定的に。

 心理的に節目となる115円をいったん割り込んだことで、下値トライをやりやすくなる面はあるが、経済政策については20日の就任後に期待との思惑もあり、突っ込んだ動きもやりにくいか。

 米債利回りの動向などをにらみながら、次の流れを確認という展開になりそう。

【本日の戦略】レンジ意識

 基本的にはレンジ取引を意識。
頭は重いが、スウィング的には買い下がりが継続で
114円台後半にかけては買い。
114円割れでやめるイメージ。
デイトレは買いからの回転で115円台前半から買いに回っても
但し、取引を短く、細かい取引という印象。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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