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週明け、ドル売りの流れ再開

※忙しい人のサマリー
週明け、ドル売りの流れ再開

雇用統計後のドル買いが一服、ポジション整理続く

ハードブレグジット懸念拡大しポンド安

【6日の市場】雇用統計受けてドル買い

 雇用統計までは様子見ムードが強い流れ。
ドル円は東京市場で116円台回復も、維持できず
115円台後半を中心とした動きが広がった。

 雇用統計はNFPの当回の増加は予想ほどではなかったものの
前回値の大幅修正があり、全体でみると強かったことや
利上げペースに影響があるとみられる平均時給の数字が
前年比で+2.9%と強さを示したことなどが好結果となった。

 講演を行っていた各地区連銀総裁が
年内3回の利上げが適切との見方を示すなど
タカ派姿勢が見られたことも、ドル買いに寄与した。

 ダウ平均は2万ドル目前まで上昇し、ドル買いに寄与。
ドル円は117円台を回復し、これまでの調整ムードが落ち着いた。

【9日の市場】ドルの重さ目立つ

 雇用統計の好結果を受けての週明け。
東京が祝日となる中でのアジア市場でドル円は117円台半ばを付けたものの
その後値を落とす展開となった。

 ポンド円の売りからドル円の頭が抑えられたほか、
雇用統計前まで目立ったドル買いの調整ムードが再燃した面も。

 ポンドはメイ英首相がTVでのインタビューにおいて
「欧州の単一市場アクセスの断念を意味することになっても、
移民流入管理と立法の権限回復がEU離脱における優先事項だ」と発言
ハードブレグジットへの警戒感が広がったことで
対ドル、対円、対ユーロでのポンド売りが広がった面も。
ポンドドルは1.22台から1.21台前半へ。

【本日の見通し】ドルの重さを意識

 雇用統計で一服したドル買いの調整が再び広がっている。
20日のトランプ大統領の就任式を前に、
ドル買いポジションの整理を進める意識が強い。

 115円が依然サポートとして意識されており、
115円台での売りには慎重姿勢も見られるが、雇用統計後のドル買いの勢いがなく、戻りは鈍いと見られる。
 基本的にはレンジ取引も、頭の重さを意識しながらの展開となりそう。

 ポンドは3月末が目途とみられるEU基本条約第50条発動(EU離脱スキームの正式スタート)を前に、神経質な展開に。
 メイ首相の離脱に向けた意思が再確認された格好で、ハードブレグジット懸念がポンドの頭を押さえてきそう。中期的に対ドルで1.20を意識か。
 ポンド円での売り意欲はドル円にとっても重石に。

【本日の戦略】様子見

 流れ的には戻り売りも、少しやりにくさ
中期的には押し目買いの流れ継続で様子見も。
115円までは買い下がりの手も、少しリスクは高め。
デイトレは戻り売りも117.50超えからはいったん売りを外したい。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

山岡和雅(やまおか・かずまさ)

1992年チェースマンハッタン銀行入行
1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行
(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍
10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。
2016年3月より株式会社みんかぶマガジン社・FX情報配信部門 部長兼 編集長
(社)日本証券アナリスト協会検定会員
主な著書として「外為投資ネットでらくらく儲かる方法」(すばる舎)
はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール」(すばる舎)がある

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