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ドル買い優勢に 中国への懸念からドル円の上値は重い=NY為替前半

配信日時
2018年11月10日(土)04:19:00
掲載日時
2018年11月10日(土)04:29:00

 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっている。ただ、米株式市場が大幅安となっており、リスク回避の円高がドル円の上値を重くしている。前日のFOMCではFRBは利上げ姿勢を堅持している。一部からは慎重姿勢も垣間見せるのではとの見方も出ていたが、その期待を裏切っている。12月利上げも確実視される中、ドルは再び見直し買いが強まっているのかもしれない。

 ドル・インデックスは再び10月に付けた高値97.20を試しそうな勢いも見られている。10月高値が当面の高値との声も出ていたが、きょうは下落しているものの米株式市場が落ち着く中、キャリー取引によりドルに再び資金が集まりつつあるのかもしれない。

 ただ、きょうのドル円は上値が重い。アジア時間に発表された中国の生産者物価が予想通りだったとはいえ4ヵ月連続の低下となり、中国経済及び世界経済への懸念を強めているようだ。内需や製造業の活動が弱まっていることが示唆された格好。ただ、米株式市場に関しては先週以降、買戻しが続いていたことから、ここに来て一服感が出ている可能性もありそうだ。ドル円も前日のFOMCを受けて114円台に乗せていた。週末ということもあり、あくまで利益確定売りの範囲なのか、いまのところ下押す動きまでは見られていない。

 一方、ユーロドルは1.1320ドル近辺まで急速に下落している。ポンドに連れ安している面もあるが、目先は先月末に付けた安値1.13ドルちょうどが意識される。

 ECBは年内で量的緩和(QE)拡大を終了することを強調する一方、来年夏終わりまで金利は据え置くことをコミットしている。しかし、一部からはユーロ圏の成長やインフレ指標から、来年夏終わり以降に利上げサイクルに戻すのは難しいのではとの見方も出ている。実際、EUは来年の成長見通しを下方修正していた。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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