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【これからの見通し】米中間選挙控えて米中貿易摩擦に改善期待、米雇用統計よりも

配信日時
2018年11月2日(金)15:45:00
掲載日時
2018年11月2日(金)15:55:00

【これからの見通し】米中間選挙控えて米中貿易摩擦に改善期待、米雇用統計よりも

 きょうは株高、円安、債券安とリスク選好の動きが広がっている。米中貿易摩擦が改善するとの期待感が背景。日本時間午後1時台に、トランプ米大統領、中国との貿易合意の草案作成を要請との関係者からの情報が流れた。また、先ほどは、中国側からも、習国家主席とトランプ米大統領の電話会談はポジティブ、二国間交渉は互恵的なものに、などと報じられている。日経平均が一時600円高となったほか、中国・香港株、米株先物などが買われている。ドル円やクロス円も上昇。ドル円は一時113円台を回復。クロス円も50ポイント前後の上昇をみせた。

 このあとの海外市場でも米中貿易交渉関連の続報にマーケットは反応しそうだ。ただ、来週の米中間選挙を控えた米国民へのアピールの面もあって、具体的な内容などについてはまだ予断を許さない面もありそうだ。今週は、リスク回避色が強い取引で始まっており、短期筋の売り仕掛けが観測された。週後半には巻き返されており、買戻し圧力がどの程度続くのかどうかも注目される。

 今日のイベントとしては、10月米雇用統計が注目される。非農業部門雇用者数の伸びは20万人程度と予想されており、前回の13.4万人からの回復が見込まれている。ハリケーンの影響が払しょくされたとの見方が優勢。また、人手不足問題が顕在化してきている点も注目される。週平均賃金の伸びは前年比+3.1%の高い水準が予想されている。失業率は引き続き3.7%の最低水準となる見込み。

 その他にも、米貿易収支(9月)、米製造業新規受注(9月)、カナダ雇用統計(10月)、カナダ国際商品貿易(9月)など北米関連の経済指標発表が相次ぐ。米貿易赤字は536億ドル程度への拡大が見込まれているが、米国内景気の好調によるものといったポジティブな捉え方もありそうだ。カナダドルにとっては、きょうのカナダ雇用統計が一大イベントとなろう。

 このあとの欧州・ロンドン市場では、引き続き株式相場やドル円、クロス円相場の伸び具合に注目したい。経済指標は、ドイツとユーロ圏の製造業PMI・確報値(10月)が発表される。ただ、速報値からの変化が少なければ市場は反応薄となりそうだ。米中貿易関連の続報が待たれるところに。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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