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小動き、ポンドは弱めの英CPIで売られる=ロンドン為替概況

配信日時
2018年10月17日(水)20:20:00
掲載日時
2018年10月17日(水)20:30:00

小動き、ポンドは弱めの英CPIで売られる=ロンドン為替概況

 17日のロンドン市場は、全般に小動き。東京市場からはやや円高方向での取引。欧州株は方向感に欠ける取引でスタートしたが、次第に売り優勢となっている。米株先物も下げ幅を拡大。当初買われた豪ドルも上げを消している。ポンドは軟調。EU離脱に関するEU首脳会議が開始される前で、不透明感が広がっている。また、英消費者物価指数の伸びが予想を下回ったことで、ポンドには一段と売り圧力がかかった。ポンドドル、ポンド円ともに50ポイント超の下落となっている。ユーロドルは1.15台後半での揉み合いから1.1550割れへ、豪ドル/ドルは0.71台半ばまで買われたあとは、0.71台前半へと押し戻されている。取引中盤にかけてややドル高の動きがみられている。

 ドル円は112円台前半での取引。東京市場で円買いが優勢だった流れを受けてロンドン朝方には112.15レベルに安値を広げた。その後は狭いレンジでの揉み合いとなっており、米債利回りが小幅に上昇すると112.30近辺までの小反発。ただ、欧州株が次第に売り優勢となっており、主要株価指数がマイナス圏に転じている。米株先物も軟調。上値も限定的となっている。

 ユーロドルは1.15台前半での取引。ロンドン序盤は1.1550台から1.1570台での揉み合いが続いた。取引中盤にかけて米債利回りが小幅上昇すると1.1541レベルまで小幅に安値を広げている。ユーロ円は序盤に129.58レベルまで安値を広げたあとは129.90台まで反発。しかし、欧州株が次第に売りに押される展開となると129.60近辺へと再び軟化している。ただ、対ポンドでも買い圧力が下支えとなり、下げは限定的。9月のユーロ圏消費者物価指数・確報値は速報値と同水準だった。特段の反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.31台前半での取引。1.31台後半から売りが継続し、取引中盤には1.3123レベルに本日安値を広げている。ポンド円も148円台では売りに押されて、その後は売りが継続。安値を147.33近辺に広げた。EU離脱問題を話し合うEU首脳会議がきょうとあすに開催される。今日の夕食会前にはメイ英首相とEU首脳らが個別に会談を行う予定。EU離脱については英閣僚から移行期間の延長を求める報道があったが、英政府はこれを否定している。EU側からはこれまでよりも柔軟な姿勢がある一方で、合意なき離脱に備える動きも報じられており、現時点ではまだまだ流動的。この日発表された9月の英消費者物価指数は前月比、前年比ともに事前予想および前回値を下回る伸びにとどまり、ポンド売りが一段と強まる場面もあった。比較的小動きのロンドン市場のなかで、ポンド売りが目立っている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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