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ポンド買い優勢、あすのEU首脳会議を控えて=ロンドン為替概況

配信日時
2018年10月16日(火)20:26:00
掲載日時
2018年10月16日(火)20:36:00

ポンド買い優勢、あすのEU首脳会議を控えて=ロンドン為替概況

 16日のロンドン市場は、ポンド買いが優勢。あすのEU首脳会議を控えて合意に向けた期待が広がっている。さらに、この日発表された英ILO統計で賃金の伸びが加速したこともポンド買い材料。一方、ユーロは序盤に買いが先行したものの、独ZEW景況感指数が予想以上の落ち込みを示したことで反落。対ポンドでの売り圧力もあって、対円や対ドルで序盤の上昇を帳消しにした。欧州株は総じて堅調、米株先物も続伸しておりリスク警戒感は一服。ドル円は112円台に乗せている。好調な米企業決算を受けた米株高期待もあるもよう。

 ドル円は112円ちょうど近辺での取引。東京市場での上昇の流れを受けてロンドン序盤には112.17レベルまで高値を更新した。その後は上昇一服も112円ちょうど近辺では下げ止まっている。欧州株が総じて買われており、米株先物も時間外取引でダウ平均が100超高と堅調。

 ユーロドルは1.15台後半での取引。序盤は米債利回り上昇とともにドル買いが優勢となった。ユーロドルは1.1566レベルまで下押しされた。しかし、ユーロ円とともに買われて1.1599レベルに本日高値を更新。その後は10月独ZEW景況感指数が-24.7と事前予想-12.0や前回の-10.6を大幅に下回ったことで反落。1.15台後半での上下動となっている。ユーロ円は序盤に130.06レベルの高値をつけたあとは129.60近辺まで反落。上に往って来いと方向性に欠けている。対ポンドではユーロは軟調に推移している。ユンケル欧州委員長は、イタリア予算を承認すればユーロ圏で反乱が起きると発言しており、拒否する姿勢が示唆された。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。EU首脳会談をあすに控えてポンド買いが先行。加えて6-8月の英ILO雇用統計で賃金が前年比+2.7%、ボーナス除く賃金が+3.1%と予想以上の伸びを示したことが好感された。ポンドドルは1.31台半ばから1.3228レベルまで高値を伸ばした。ポンド円も147円台前半から148.22近辺まで買われた。ポンドドルとともに高値水準を維持している。あすのEU首脳会談での夕食会の前に、メイ英首相とEU首脳が会談を行う計画があると報じられている。EU報道官からは、秩序立った離脱に向けた合意へのプロセスには時間が必要に、との発言がでている。合意に向けた話し合いの期限が延長されて、決裂は回避されるとの思惑が広がっているもよう。ユーロポンドは0.88台前半から0.87台半ばへと下落している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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