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【これからの見通し】米金利の上昇でドル高の図式が定着するかどうか

配信日時
2018年10月4日(木)15:45:00
掲載日時
2018年10月4日(木)15:55:00

【これからの見通し】米金利の上昇でドル高の図式が定着するかどうか

 今週に入ってから米債利回りの上昇ペースが速まっている。きょうは米10年債利回りが3.2%台に乗せており、2011年6月以来の高水準となっている。為替市場でも今週は軒並みドル高が進行している。ドル円は114円台半ばと年初来高値を更新。各主要通貨に対してもドル高の流れとなっている。

 昨日発表された米ADP雇用者数の伸びや米ISM非製造業景気指数の上振れによるドル高圧力も加わった格好だった。ただ、これまで指標への反応が鈍かったことを考慮すると、米債券市場での資金の流れの変化がドル相場に影響した面が強そうだ。米債利回りのフラットニング化は一服している。

 また、ドル円相場にとっては株式市場の支えが崩れるケースでは、円高圧力から売られる場合もある。あまり、ハイペースでの米金利上昇は市場の警戒感を広げる可能性もある。この場合、ドル全般に買われても、ユーロ円やポンド円、豪ドル円といったクロス円が下落しやすい点は留意したい。

 きょうは比較的材料が少なめ。米新規失業保険申請件数(29日までの週)、米製造業新規受注(8月)、米耐久財受注・確報値(8月)、カナダIvey購買部担当者景況感指数(9月)、メキシコ中銀政策金利などの発表が予定されている。ただ、あすの米加雇用統計および貿易統計の発表を控えて、きょうの指標のインパクトは少なそうだ。

 このあとの欧州・ロンドン市場では材料難となることから、まずは前日からのドル高やクロス円での円高の流れにどの程度の調整が入るのかを見極めたいところ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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