FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

ドル売り・円売りの中、ドル円は112円台半ばに買い加速=NY為替概況

配信日時
2018年9月21日(金)06:00:00
掲載日時
2018年9月21日(金)06:10:00

 きょうのNY為替市場はドル売り・円売りの動きが強まる中、ドル円はロンドンフィキシングにかけて買いが加速した。朝方はドル売りが優勢となり112円割れを試す動きも見られたものの、112円台は維持される中、ダウ平均が最高値を更新するなど米株式市場が力強い動きを続けておりドル円も買い戻しが出ている模様。米国債利回りは朝方の上げを帳消しにしており、ドル買いのフォローはないが、株高・円安の動きがドル円を押し上げている。米中貿易問題はエスカレートしているものの、経済への影響は思ったほどではないのではとの楽観的な見方も市場には広がっているようだ。

 ドル円はストップを巻き込んで一気に112.50円水準の突破を試す動きが見られ112.60円付近まで上昇する場面も見られた。112.50円を超えてくると中間期末に絡んだ日本の輸出企業の売りオーダーも大量に観測され、その売りを吸収して112.50水準を完全突破できるか注目される。その場合、次の上値メドは7月に付けた年初来高値の113.15円付近が意識される。

 きのうに引き続きユーロの買い戻しが加速。ダウ平均が最高値を更新するなど株式市場は力強い動きが見られており、これまでのリスク回避のドル買いが巻き戻されている。そのような中、リスク選好の円安の動きも活発に出ている状況。ユーロが買い戻され円が売られるという二重の追い風にユーロ円は買いが強まっており132.50円付近まで上げ幅を拡大した。

 きょうの200日線は131.10円付近に来ているが、きょうの上げでローソク足は200日線の上に来ている状況で突破のサインが出ている。今年は何度か200日線まで戻す動きがみられたが、突破はできていない。果たして今回は本物かどうか注目の動きが出始めている。

 ポンドも買い戻しが強まっており、ポンドドルは一時1.33ドルちょうど付近まで上昇した。一方、円安の動きも強まる中、ポンド円も149円台まで上昇しており200日線を上回って来ている。

 メイ首相はアイルランド国境問題に関してEUからの提案を拒否する姿勢を示しており、離脱交渉は再び暗礁に乗り上げている。懸念は根強いものの、いまは米中貿易問題への楽観的な見方からのドルロングの修正の動きが勝っており、ポンドは買戻しが続いている状況。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

過去記事カレンダー

2018年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月  
2017年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ