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【これからの見通し】週末調整を乗り越えてリスク選好続くか、きょうは米小売売上高

配信日時
2018年9月14日(金)15:45:00
掲載日時
2018年9月14日(金)15:55:00

【これからの見通し】週末調整を乗り越えてリスク選好続くか、きょうは米小売売上高

 昨日の海外市場では円安とドル安の動きが強まった。背景としては主に2点が指摘される。トルコ中銀がエルドアン大統領のけん制発言に屈しずに大幅利上げを発表したことで、トルコリラ相場が買われ、新興国通貨安の懸念が後退したことがひとつ。そして、米消費者物価指数が、水曜日の生産者物価指数に続いて弱含んだことで、今後の利上げペースが鈍化するとの見方が広がった。米債利回りの低下とともに米株は買われた。

 ドル円は今日の東京市場で8月1日以来の112円台をつけた。ユーロドルは前日の海外市場で8月30日以来の1.17台をつけたあと、今日の東京市場では1.1690近辺に高止まりしている。ユーロ円は8月1日以来の131円台を付ける場面があった。

 今週は米国株が堅調な足取りを示す一方で、中国・香港株は売りが先行している。米中貿易戦争への根強い警戒感が背景にあるようだ。ただ、新たな協議への期待感もでており、週後半には中国・香港株は下げ渋っている。トルコリラの急伸など、リスク動向にとってはまずまずの週となっている。

 このあとの海外市場では、米経済指標の発表が多い。米小売売上高(8月)、米輸入物価指数(8月)、米鉱工業生産および設備稼働率(8月)、米企業在庫(8月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(9月)など。注目の米小売売上高は前月比+0.4%、自動車除く前月比+0.5%と予想されており、前回からは伸びが小幅に鈍化する見込み。前日の米消費者物価指数と同様に程よい米景気回復の状況ととらえられれば、再び株高に。ただ、週末調整が入りやすい金曜日とあって、調整をこなして堅調地合いを維持できるかどうかチェックしたいところ。経済指標以外では、エバンス・シカゴ連銀総裁とローゼングレン・ボストン連銀総裁の講演も予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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