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【これからの見通し】トルコリラの落ち着き具合と、円安の動き

配信日時
2018年8月14日(火)15:45:00
掲載日時
2018年8月14日(火)15:55:00

【これからの見通し】トルコリラの落ち着き具合と、円安の動き

 昨日の海外市場ではトルコリラの急続落の動きは落ち着いた。リラ円は15円台から16円台での上下動にようやく落ち着いた。一方、南アランドや、インドルピーなど一部の新興国通貨にドル買いの動きが波及したことがまだ市場が不安定であることを示していた。欧米株式市場は軟調に推移した。
 
 ただ、ドル円相場は前日の海外市場で110円台を維持しており、底割れは回避している。クロス円も神経質さを残しながらも円安方向への動きを示している。きょうはアジア株がまだ上値が重いものの、日経平均は498円高と前日の下げを解消した。ドル円は111円台の回復をにらむ動きになっている。この後の海外市場では、欧州株、特に銀行株の反発がどうかをチェック。ドル円やクロス円はまずはショートカバーで入りそうだ。

 海外市場でのイベント予定は経済指標が散見される。英国では4-6月のILO雇用統計が発表されるユーロ圏ではGDP・改定値(第2四半期)、鉱工業生産(6月)が発表される。ドイツではZEW景況感指数(8月)が発表される。米国では輸入物価指数(7月)の発表が予定されている。

 先週は合意なきブレグジットのリスクがポンド売りのテーマとなっていたが、足元ではトルコ不安による欧州銀問題でユーロ売りのほうがクローズアップされがち。英欧経済指標の発表で、ユーロ対ポンドのクロス取引が活発になる可能性があろう。

 トルコリラについてはリラ円が15-16円台を離れるかどうかが焦点となりそうだ。昨日の海外市場のように16円を挟む上下動にとどまるようだと、市場はリスク動向一服の動きが想定される。新規材料が出てくるまではひとまず円売り方向への圧力がみられそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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