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【これからの見通し】円高の動きは一服、米物価指標と貿易協議に注目

配信日時
2018年8月9日(木)15:45:00
掲載日時
2018年8月9日(木)15:55:00

【これからの見通し】円高の動きは一服、米物価指標と貿易協議に注目

 きょうは円高の動きが一服している。昨日のような東京午後からロンドン市場にかけて円買いが湧き出てくる動きにはなっていない。前日の円高進行で、短期筋の円ショートポジションはある程度整理されたとの見方があるようだ。売られ続けているトルコリラ円に加えて、合意なきEU離脱が懸念される英国をテーマにポンド円にもロングの投げがでていた。

 きょうは上海株や香港株が堅調に推移しており、アジア時間のリスク動向は落ち着いている。人民元相場も対ドルでやや買われている。円高圧力の一因は抑制されているようだ。

 この後の海外市場では、米生産者物価指数(7月)が注目される。事前予想は前月比+0.2%、前年比+3.4%となっており、ほぼ前回並みの伸びを維持する見込み。あすの米消費者物価指数の発表を控えて参考となろう。米国では、新規失業保険申請件数(4日までの週)や米卸売在庫・確報値(6月)も発表される。また、エバンス・シカゴ連銀総裁が記者会見を開く。

 きょうからあすまでワシントンで日米貿易協議が行われる。EUとは無難な協議となった日本だが、米国とはどうか。事前の関係者発言などには念のため注意しておきたい。

 欧州・ロンドン時間は目立った経済指標発表は予定されていない。この時間帯は、英ポンド売りが優勢になる傾向がある。日に日に合意なきブレグジットのリスクが高まっており、ポンド相場には売り圧力がかかりやすい。きょうは円買いの動きは一服しているが、対ユーロなどクロス取引でのポンド売りが継続するかどうかチェックしたいところ。

 カナダでは、カナダ住宅着工件数(7月)、カナダ新築住宅価格指数(6月)が発表される予定。昨日の原油相場は69ドル台から66ドル台へと大幅下落した。サウジアラビアがカナダ資産の売却を開始したと発表した。ただ、カナダ売りの動きは限定的だった。足元ではNZ中銀が政策金利据え置き時期を先延ばししたことでNZドル売りが強まっている。この動きのほうが注目されるか。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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