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【来週の注目材料】6か月連続で強まるか~米消費者物価指数

配信日時
2018年8月4日(土)17:00:00
掲載日時
2018年8月4日(土)17:10:00

 米国の物価上昇は依然続いているようです。
来週10日に発表される7月の米消費者物価指数(CPI)ですが、予想は前年比+3.0%と、前回の+2.9%から上昇見込み。
 予想通りの数字が出てくると、6か月連続で前月よりも強い伸びとなります。
 食品とエネルギーを除くコアは+2.3%と
前回と同水準の見込みです。

 米国のインフレターゲットは、CPIよりも一般的に低く出るPCE(個人消費支出)デフレータの前年比+2.0%で、CPIが3%に乗せたからすぐにどうという話ではありませんが、CPIとPCEは水準こそ違え、傾向は基本的に似ますので、CPIの上昇傾向は相場へのインパクトがあります。
 といいますか、PCEは発表が遅い(7月分は8月30日発表です)ため、PCEよりもCPIの方が相場へのインパクトは大きいことがあります。

 米FRBの二大責務である雇用の最大化と物価の安定において、雇用市場は基本的に堅調な状況を続けているだけに、利上げの鍵は基本的に物価動向が握っています。

 パウエル米FRB議長は緩やかな利上げ基調の継続を示しており、次回9月のFOMCでの利上げの織り込みが進んでいます。
 また、今年最後の会合である12月のFOMCでも追加利上げに踏み切り、今年計4回の利上げとなる見通しが強まっています。

 もっとも金利市場動向での織り込み度合いをみると、年3回(9月か12月のどちらかは見送り)という見方もそれなり残っています。
(そもそもFOMCでの参加メンバーによる見通しでもそれなりに残っています)

 今回のCPIが3.0%の大台に乗ると、年4回の見通しが押し上げられてドル買いが強まる可能性が高そうです。

 トランプ大統領発言などに一喜一憂する政治相場の状況が続いていますが、こうした状況が落ち着くと、米経済の力強さと利上げ期待がドルを支える相場展開に戻る可能性が高そう。物価状況をきちんとチェックしておきたいところです。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

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