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【これからの見通し】ドル円は半年ぶりの高値水準、年初来高値試す材料揃うか

配信日時
2018年7月12日(木)15:45:00
掲載日時
2018年7月12日(木)15:55:00

【これからの見通し】ドル円は半年ぶりの高値水準、年初来高値試す材料揃うか

 昨日の海外市場では全般的にドル買いが優勢となった。ドル円は111円台前半で足固めすると112円台乗せに。きょうの東京市場では高値を112.38レベルまで伸ばし、1月10日以来の高値水準となった。一晩での大幅な水準修正の動きに、市場では113円や115円も、といった声がでているようだ。1月8日高値は113.39レベルで、今日の高値からあと1円。射程圏内にあるといえよう。今晩は、まず年初来高値を目指す材料がそろうのかをチェックしたいところ。

 ドル相場に影響度の高い指標として、きょうの6月米消費者物価指数が注目される。昨日の同生産者物価指数は予想を上回る結果となり、ドル買いの一因となっており、きょうの消費者物価指数はさらに注目度が高いことで知られている。事前予想は前月比+0.2%と前回並みの伸び。前年比は+2.9%と前回+2.8%から伸びの加速が予想されている。コア前年比も+2.3%と前回の+2.2%から伸びが加速する見込み。ただ、予想程度の伸びは市場に織り込まれているとみられ、予想以上の数字がでればドル買いが加速しそうだ。

 その他の経済指標は、消費者物価指数とともに前週分の米新規失業保険申請件数(7日までの週)が発表される。欧州市場では、ユーロ圏鉱工業生産(5月)が発表される。

 為替市場動向については、ファンダメンタルズ材料以外からは、相場が読みづらい。昨日は米国が2000億規模の対中追加関税リストを公表し、9月から発動するとした。NATO首脳会談関連では、トランプ大統領はEU側に国防支出をGDPの4%超に引き上げる圧力をかけた。ドイツの対露エネルギー政策への非難もあった。米株はダウ平均が219ドル安で引けている。しかし、為替市場ではリスク回避の円買い圧力はみられず、ドル円は上昇した。市場には、米国が仕掛けた貿易戦争では相手先国に与える悪影響のほうが大きく、米国の一人勝ちになるのでは、といった見方がひろがっているようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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